Users Guide
メモリの割り当て
MS-DOS®で動作 (リアルモード動作) するマイクロプロセッサとプログラムがアドレス指定可能なシステムメモリは、1MB (1024 KB) だけで、コンベンショ
ナルメモリ(ベースメモリともいう)とアッパーメモリに分かれています。1MBを超えるシステムメモリは、拡張メモリと呼ばれ、メモリ管理ソフトウェアを使用
しないと、MS-DOSベースのプログラムで直接アドレスを指定できません。
表10にコンベンショナルメモリ領域のマップを示します。プロセッサかプログラムがコンベンショナルメモリの範囲にあるアドレスを指定すると、メインメモ
リにおける物理的なアドレスを指定したことになります。コンベンショナルメモリは、MS-DOSの環境下でマイクロプロセッサかプログラムがアドレスを指
定できる唯一のメモリ領域です。
表10 コンベンショナルメモリのマップ
表11にアッパーメモリ領域のマップを示します。システムBIOSなどの各種システムデバイスだけに割り当てられるアドレスも含まれています。その他のア
ドレスは、拡張カードや拡張メモリマネージャ (EMM) で使用できます。マイクロプロセッサかプログラムがアッパーメモリの範囲にあるアドレスを指定す
ると、該当するデバイスにおける物理的なアドレスを指定したことになります。
表11 アッパーメモリのマップ
IRQ6
ディスケットドライブインタフェース
IRQ7
パラレルポート(セットアップユーティリティで有効になっている場合)
IRQ8
RTC
IRQ9
ACPI
IRQ10
使用可
IRQ11
使用可
IRQ12
マウスコントローラ
IRQ13
数値演算コプロセッサ
IRQ14
プライマリEIDEインタフェース (セットアップユーティリティで有効になっている場合)
IRQ15
セカンドEIDEインタフェース (セットアップユーティリティで有効になっている場合)
メモ:この表で使用されている略語や頭字語の正式名称は、用語集を参照してください。
アドレス範囲
用途
00000h-003FFh
割り込みベクタテーブル
00400h-004FFh
BIOSデータ領域
00500h-005FFh
MS-DOSとBASICの作業領域
00600h-0FFFFh
ユーザメモリ
10000h-1FFFFh
ユーザメモリ
20000h-2FFFFh
ユーザメモリ
30000h-3FFFFh
ユーザメモリ
40000h-4FFFFh
ユーザメモリ
50000h-5FFFFh
ユーザメモリ
60000h-6FFFFh
ユーザメモリ
70000h-7FFFFh
ユーザメモリ
80000h-8FFFFh
ユーザメモリ
90000h-9FBFFh
ユーザメモリ
メモ:この表で使用されている略語や頭字語の正式名称は、用語集を参照してください。
アドレス範囲
用途
0009FC00-0009FFFF
PS/2マウスデータ領域
000A0000-000BFFFF
ビデオRAM
000C0000-000C7FFF
ビデオBIOS
000C8000-000EFFFF
使用可
000F0000-000FFFFF
システムBIOS
00100000-0010FFEF
ハイメモリ領域










