Owners Manual
トラブルシューティング
SupportAssist 診断
このタスクについて
SupportAssist 診断(以前は ePSA 診断と呼ばれていた)では、ハードウェアの完全なチェックを実行します。SupportAssist 診断は
BIOS に組み込まれており、BIOS によって内部で起動します。SupportAssist 診断では、特定のデバイスまたはデバイス グループ用
の一連のオプションが用意されています。これにより、次の処理が可能です。
• テストを自動的に、または対話モードで実行する。
• テストの繰り返し
• テスト結果の表示または保存
• 詳細なテストで追加のテスト オプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る
• テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータス メッセージを表示
• テスト中に問題が発生したかどうかを知らせるエラー メッセージを表示
メモ: 一部のテストは特定のデバイス向けであり、ユーザーによる操作が必要です。診断テストを実行する際は、PC の前にい
るようにしてください
詳細については、「SupportAssist 起動前システム パフォーマンス チェック」を参照してください。
システム診断ライト
バッテリーステータスライト
電源およびバッテリー充電ステータスを示します。
ソリッド ホワイト:電源アダプターが接続され、バッテリーの充電量は 5%以上です。
橙色:PC がバッテリーで動作しており、バッテリーの充電量は 5%未満です。
消灯
• 電源アダプターに接続されており、バッテリーはフル充電されています。
• PC がバッテリーで動作しており、バッテリーの充電量が 5%以上です。
• PC がスリープ状態、休止状態、または電源オフです。
電源およびバッテリーステータスライトが障害を示すビープコードと合わせて橙色に点滅します。
例えば、電源およびバッテリーステータスライトが、橙色に 2 回点滅して停止し、次に白色に 3 回点滅して停止します。この 2,3
のパターンは、PC の電源が切れるまで続き、メモリーまたは RAM が検出されないことを示しています。
次の表には、さまざまな電源およびバッテリーステータスライトのパターンと関連する問題が記載されています。
表 4. LED コード
診断ライト コード 問題の内容
1,1 TPM 検出エラー
1,2 回復不可能な SPI フラッシュ障害です
1.5 i-Fuse エラー
1.6 EC 内部エラー
2,1 プロセッサーの不具合
2,2 システム ボード:BIOS または ROM(読み取り専用メモリー)の障害です
2,3 メモリーまたは RAM(ランダム アクセス メモリー)が検出されません
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