Owners Manual
表 36. システム セットアップユーティリティのオプション — セキュリティ メニュー (続き)
セキュリティ
キー ストレージを有効にする TPM エンドースメント階層を OS で使用できるかどうかを制御することができ
ます。この設定を無効にすると、所有者データを保存するために TPM を使用す
る機能を制限します。
デフォルト:ON
SHA-256 BIOS の起動中に、BIOS と TPM が SHA-256 ハッシュ アルゴリズムを使用して、
測定を TPM PCR に拡張することを有効または無効にします。
デフォルト:ON
Clear(クリア) PC による PTT 所有者情報のクリアを有効または無効にし、PTT をデフォルトの
状態に戻します。
デフォルト:OFF
TPM の状態 TPM を有効または無効にします。これは完全な機能のアレイを使用する場合の
TPM の通常の動作状態です。
デフォルト:Enabled
インテル ソフトウェア ガード エクステン
ションズ
インテル SGX インテル Software Guard Extensions(SGX)によるコードの実行/機密情報の保存
のための安全な環境の提供を有効または無効にします。
デフォルトでは、[ソフトウェア コントロール]が選択されています。
SMM セキュリティの緩和
SMM セキュリティの緩和 追加の UEFI SMM セキュリティ緩和の保護を有効または無効にします。
デフォルト:OFF
メモ: この機能により、一部のレガシー ツールやアプリケーションで互換性の
問題または機能の損失が発生する可能性があります。
次回起動時にデータを消去
データ消去の開始 有効になっている場合、BIOS は次回の再起動時に、マザーボードに接続されてい
るストレージ デバイスのデータ消去サイクルをキューイングします。
デフォルト:OFF
Absolute
Absolute オプションの Absolute Software 社製 Absolute Persistence Module サービスの
BIOS モジュール インターフェイスを、有効化、無効化、恒久的な無効化のいず
れかに設定することができます。
デフォルトでは、[Absolute を有効にする]が選択されています。
UEFI 起動パス セキュリティ
UEFI 起動パス セキュリティ F12 起動メニューから UEFI 起動パス デバイスを起動する場合に、システムがユー
ザーに管理者パスワード(設定されている場合)を入力するように求めるかどう
かを制御します。
デフォルトでは、[常に内蔵 HDD を除く]が選択されています。
表 37. システム セットアップ オプション — パスワード メニュー
パスワード
管理者パスワード 管理者パスワード(「セットアップ パスワード」と呼ばれる場合もある)を設定、
変更、または削除します。管理者パスワードにより、いくつかのセキュリティ機
能を有効にできます。
パスワードの設定
30 システム セットアップ