Owners Manual
Table Of Contents
- Precision 3640 Tower Service Manual
- Contents
- コンピュータ内部の作業
- テクノロジとコンポーネント
- システムの主要なコンポーネント
- 分解および再アセンブリ
- トラブルシューティング
- 「困ったときは」と「デルへのお問い合わせ」
- オプションのIOカード
- ケーブル カバー
- ダスト フィルター
- シャーシのラバー フィート
CAUTION: To disconnect a network cable, first unplug the cable from your computer and then unplug the
cable from the network device.
5. Disconnect your computer and all attached devices from the electrical outlets.
6. Press and hold the power button while the computer is unplugged to ground the system board.
NOTE: To avoid electrostatic discharge, ground yourself by using a wrist grounding strap or by periodically touching an
unpainted metal surface at the same time as touching a connector on the back of the computer.
安全に関する注意事項
「安全に関する注意事項」の章では、分解手順に先駆けて実行すべき主な作業について説明します。
次の安全に関する注意事項をよく読んでから、取り付けまたは故障 / 修理手順の分解や再組み立てを実行してください。
● システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切ります。
● システムおよび接続されているすべての周辺機器の AC 電源を切ります。
● システムからすべてのネットワークケーブル、電話線、または電気通信回線を外します。
● ESD(静電気放出)による損傷を避けるため、の内部を扱うときには、ESD フィールド サービス キットを使用します。
● システム部品の取り外し後、静電気防止用マットの上に、取り外したコンポーネントを慎重に配置します。
● 感電の危険を低減するため、底が非導電性ゴムでできている靴を履きます。
スタンバイ電源
スタンバイ電源を搭載したデル製品では、ケースを開く前にプラグを外しておく必要があります。スタンバイ電源を搭載した
システムは、電源がオフのときも基本的に給電されています。内蔵電源により、システムをリモートからオン(Wake on
LAN)にすることや、一時的にスリープモードにすることが可能です。また、他の高度な電源管理機能を使用することもでき
ます。
システム基板の残存電力を放電するため、プラグを外し、電源ボタンを 15 秒間押し続けてください。
ボンディング
ボンディングとは 2 つ以上の接地線を同じ電位に接続する方法です。この実施には、フィールドサービス ESD(静電気放出)
キットを使用します。ボンディングワイヤを接続する際は、必ずベアメタルに接続します。塗装面や非金属面には接続しない
でください。リストバンドは安全を確保するために完全に肌に密着させる必要があります。時計、ブレスレット、指輪などの
貴金属類はすべてボンディングの前に身体および機器から取り外してください。
ESD(静電気放出)保護
電気パーツを取り扱う際、ESD は重要な懸案事項です。特に、拡張カード、プロセッサー、メモリ DIMM、およびシステムボ
ードなどの静電気に敏感なパーツを取り扱う際に重要です。ほんのわずかな静電気でも、断続的に問題が発生したり、製品寿
命が短くなったりするなど、目に見えない損傷が回路に発生することがあります。省電力および高密度設計の向上に向けて業
界が前進する中、ESD からの保護はますます大きな懸念事項となってきています。
最近のデル製品で使用されている半導体の密度が高くなっているため、静電気による損傷の可能性は、以前のデル製品よりも
高くなっています。このため、以前承認されていたパーツ取り扱い方法の一部は使用できなくなりました。
ESD による障害には、「致命的」および「断続的」の 2 つの障害のタイプがあります。
● 致命的 – 致命的な障害は、ESD 関連障害の約 20 %を占めます。障害によりデバイスの機能が完全に直ちに停止します。
致命的な障害の一例としては、静電気ショックを受けたメモリ DIMM が直ちに「No POST/No Video(POST なし/ビデオ
なし)」症状を起こし、メモリが存在または機能しないことを示すビープコードが鳴るケースが挙げられます。
● 断続的 – 断続的なエラーは、ESD 関連障害の約 80 %を占めます。この高い割合は、障害が発生しても、大半のケースに
おいてすぐにはそれを認識することができないことを意味しています。DIMM が静電気ショックを受けたものの、トレー
スが弱まっただけで、外から見て分かる障害関連の症状はすぐには発生しません。弱まったトレースが機能停止するまで
には数週間または数ヶ月かかることがあり、それまでの間に、メモリ整合性の劣化、断続的メモリエラーなどが発生する
可能性があります。
認識とトラブルシューティングが困難なのは、「断続的」(「潜在的」または「障害を負いながら機能」とも呼ばれる)障害で
す。
コンピュータ
内部の作業 7