Owners Manual
Table Of Contents
- Precision 3640タワー サービスマニュアル
- コンピュータ内部の作業
- テクノロジとコンポーネント
- システムの主要なコンポーネント
- 分解および再アセンブリ
- トラブルシューティング
- 「困ったときは」と「デルへのお問い合わせ」
- ケーブル カバー
- ダスト フィルター
3. RAID 5(パリティを用いたストライピング):
この RAID レベルでは、データはブロックにストライピングされ、3 台以上のストレージ デバイス間で分散されます。各ブロッ
クには、データとフォールト トレランス用のパリティが含まれています。ドライブに障害が発生した場合、パリティを使用し
て損失データを構築することができます。ライト パフォーマンスをさらに向上させるために、IRST ではボリューム ライトバッ
ク キャッシュとコアレッサーを使用します。ボリューム ライトバックでは、書き込みをバッファーすることができ、コアレッ
サーを使用すると、複数の書き込みリクエストを結合して、パリティ計算のオーバーヘッドを低減させることができます。
4. RAID 10(ストライピングとミラーリング):
RAID 10 は、ストライピングされた(RAID 0)アレイをミラーリング(RAID 1)することで作成されます。この RAID レベルで
は、4 台以上のストレージ バイスを使用します。RAID 1 のような優れた信頼性と RAID 0 のようなパフォーマンスを備えていま
す。
RAID 対応
RAID 対応の構成を使用すると、1 台の RAID 非対応 SATA ドライブから SATA RAID 構成への移行が可能になります。
メモ: 移行の際には、オペレーティング システムの再インストールは不要です。
RAID 対応システムは、次の要件を満たしている必要があります。
● サポートされているインテル チップセット
● 1 台のシリアル ATA(SATA)ハード ドライブ
12 テクノロジとコンポーネント