Users Guide
16 イニシエータ - ターゲット接続のセットアップ手順
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マルチパス機能を実行するには、
Microsoft MPIO
を使用してホストから
同じターゲットデバイスへのマルチパスセッションを確立することができま
す。複数のセッションを確立するには次を実行します。
a
Targets
(ターゲット)タブをクリックし、
Connected
(接続済み)
のターゲットを選択します。
b
手順
1
から手順
5
を繰り返します。
c
Advanced Setting
(詳細設定)をクリックします。
Target
Portal
(
ターゲットポータル)アドレスでは、冗長ホスト
IP
アドレス
および
PowerVault
ストレージソリューションの
IP
アドレスを選択し
ます。
メモ : iSCSI イニシエータソフトウェアのインストール中に、Microsoft
MPIO
はすでに選択されています。MPIO はバージョン 2.06 またはそれ以降
のイニシエータでサポートされています。効率的な
MPIO 接続のためには、
ターゲットとイニシエータに
2 つの専用 iSCSI NIC が必要です。Multiple
connections per session
(MC/S)は、PowerVault ストレージソリューション
ではサポートされていません。
8
iSCSI
デバイスをローカルドライブとして初期化および設定し、
iSCSI I/O
操作
を実行するには、
Computer Management
(コンピュータの管理)
→
Disk Management
(ディスクの管理)オプション
の順に選択します。
注意 : 複数のホストが同じターゲットにアクセスすると、データ破損が発生する場
合があります。詳細については、
42 ページの「イニシエータのマルチパスの有効
化」を参照してください。
メソッド 2(iSNS サーバーを使用した検出)
本項では、
iSNS
サーバーを使用して
iSCSI
ターゲットの検出を行う手順を説明し
ます。
iSNS
サーバーの詳細については、
37
ページの「付録」
を参照してくださ
い。
前提条件
iSCSI
ターゲットの検出を行う前に、以下の手順を実行します。
1
iSNS
サーバーとして動作するシステムを識別します。
2
イニシエータおよびターゲットが
iSNS
サーバーと同じネットワーク上にあ
ることを確認します(図
1-1
および
図
1-2
を参照)。
3
Microsoft
サポートサイト
support.microsoft.com
から
Microsoft
iSCSI
イニシエータソフトウェアをダウンロードし、イニシエータ(ホスト)
をインストールします。










