Deployment Guide
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• シングルパスデータ構成 — シングルパス構成では、最大 8 台のホストを接続することができます。これは非整合性構成です。
• デュアルパスデータ構成 — デュアルパス構成では、最大 4 台のホストを接続することができます。
データ構成は、次の事柄を基本に選択してください。
• 必要なホスト数
• 必要なデータ整合性レベル
整合性構成と非整合性構成
非整合性構成は、単一のホストからストレージアレイまでのパスをのみを提供する構成です。この種類の構成は、重要でないデー
タストレージにのみ推奨されます。障害が発生したか取り外されたケーブル、障害が発生した HBA、または 障害が発生したか取り
外された RAID コントローラモジュールによるパスの障害は、ホストが ストレージアレイのストレージにアクセスできなくなる原因
になります。
整合性は、個別のデータパスをホストとストレージアレイ間にインストールすることによって確立され、各パスはストレージアレイ
に取り付けられた 2 台の RAID コントローラモジュールのうちいずれか 1 台に設定されます。両方の RAID コントローラモジュール
がストレージアレイ内のすべてのディスクにアクセスできることから、整合性によって、パスの障害イベント時におけるデータへ
のアクセス喪失からホストが保護されます。
デュアル RAID コントローラ構成
次の図は、2 台または 4 台のホストを表しています。各ホストは、2 台の RAID コントローラモジュールに接続されています。各ホ
ストには整合性パスがあるため、1 つのパスを損失した場合でも、もう 1 つのパスでストレージアレイにアクセスすることができま
す。
図 1. 2 台の RAID コントローラに接続された 2 台のホスト
8 ハードウェアの取り付け