Reference Guide
90 ストレージアレイのメンテナンス
RAID コントローラモジュールの診断
diagnose controller
コマンドの
testID
パラメータは次のオプションを取り
ます。これらのオプションを使用して、
RAID
コントローラモジュールが正常に
機能していることを確認できます。
•
1
—
テストを読み込みます。
•
2
—
データのループバックテストを行います。
•
3
—
テストを書き込みます。
読み取りテストでは、
I/O
データパス経由で送信されたかのように
read
コマン
ドが実行されます。読み取りテストでは、データと、既知の特定のデータパターン
とを比較して、データの整合性とエラーがチェックされします。
read
コマンド
が失敗した場合、または比較したデータが正しくなかった場合、
RAID
コント
ローラモジュールはエラー状態と判断され、オフラインになります。
データのループバックテストは、物理ディスクと接続している
RAID
コントロー
ラモジュールに対してのみ実行します。テストでは、各
RAID
コントローラモ
ジュールの物理ディスク側のチャネル経由でデータが送信され、ループバックさ
れます。チャネルのエラーを判断するために必要な分量のデータが送信されます。
いずれかのチャネルでテストが失敗した場合、その他すべてのテストが成功した
場合にこのステータスが返されるように、このステータスが保存されます。
書き込みテストでは、
I/O
データパス経由で送信されたかのように、指定の物理
ディスク上の診断領域に
write
コマンドが送られます。次に、この診断領域から
データが読み込まれ、特定のデータパターンとの比較が行われます。書き込みが
失敗したか、比較したデータが正しくない場合、
RAID
コントローラモジュール
はエラー状態と判断され、オフラインになります。
最も望ましいのは、最初のインストール時にこれらの
3
つのテストをすべて実行
しておくことです。また、ストレージアレイを変更したり、ストレージアレイに
接続しているコンポーネント(ハブ、スイッチ、ホストアダプタなど)を変更し
たときは、これらのテストを行うようにしてください。
インストール
CD
の
Utility
ディレクトリに、カスタムデータパターンファイル
diagnosticsDataPattern.dpf
が含まれています。このファイルは変更可能
ですが、テストを正しく実行するためには、次の要件が満たされている必要があ
ります。
•
ファイル値は、
16
進数形式(
00
~
FF
)で指定し、値と値の間にはスペー
スが
1
つだけ挿入されている必要があります。
•
ファイルサイズは
64
バイト以下である必要があります。これより小さい
ファイルはサポートされますが、これより大きいファイルはエラーの原因に
なります。










