Users Guide

Table Of Contents
5-1.
診断および保守機能コードおよび説明
(
続き
)
機能コード 4-重要データのテープ・ドライブ・メモリーへの強制ダンプ
テープ・ドライブは、重要な技術データを収集 (またはダンプ) して、ドライブ・メモリーに保管します。(ドライブ
のダンプは、ファームウェア・トレースのセーブとしても利用できます。)
注意: 保守モードでエラー・コードが表示されるときに、テープ・ドライブはドットも表示して、ダンプが既に存在
することを示します。機能コード 4 を実行すると、そのダンプは上書きされ、エラー情報が失われることになりま
す。
1. カートリッジがドライブに入っていないことを確認します。
2. 2 秒以内の間隔で、排出ボタンを 3 回押します。障害 LED がこはく色に点灯します。つまり、ドライブが保守
モードになっていることを意味します。
3. 1 文字ディスプレイに
8
が表示されるまで、1 秒ごとに 1 回排出ボタンを押します。
8
が表示されなくな
ったら、再表示されるまで排出ボタンを押し続けてください。
4. 機能を選択するには、排出ボタンを 3 秒間押したままにします。機能を選択すると、
8
が表示され、その後に
0
が表示されます。1 文字ディスプレイはブランクになり、テープ・ドライブは保守モードを終了します。
テープ・ドライブが通常の操作モードのときに、この操作を実行することもできます。単に、排出ボタンを 10 秒間
押したままにします。
機能コード 5-予約済み (サービス機能)
機能コード 6-予約済み (サービス機能)
機能コード 7-予約済み (サービス機能)
機能コード 8-予約済み (サービス機能)
機能コード 9-エラー・コード・ログの表示
テープ・ドライブは、最新の 10 個のエラー・コードを 1 度に 1 つずつ表示します。 (コードは順に並べられ、最
新のものが最初に表示され、最も古いもの (10 番目のもの) が最後に表示されます。)
ドライブ・エラー・ログを表示するには、次のようにします。
1. カートリッジがドライブに入っていないことを確認します。
2. 2 秒以内の間隔で、排出ボタンを 3 回押します。 障害 LED がこはく色に点灯します。つまり、ドライブが保守
モードになっていることを意味します。
3. 1 文字ディスプレイに
9
が表示されるまで、1 秒ごとに 1 回排出ボタンを押します。
4. 排出ボタンを 3 秒間押したままにして、最新のエラー・コードを表示します。
5. コードの意味と行う処置を判断するには、 5-11 ページの『説明および修正処置』を参照してください。
6. 排出ボタンを押して、次のエラー・コードを表示します。 (コードは順に並べられ、最新のものが最初に表示さ
れ、最も古いもの (10 番目のもの) が最後に表示されます。)
7.
0
が表示され、もうエラー・コードがないことが示されるまで、排出ボタンを押しつづけます。エラーが発生
しなかったか、ログがクリアされたばかりであれば、即時に
0
が表示され、ドライブは保守モードを終了しま
す。最大 10 個のエラー・コードが保管されます。
エラー・コードを再表示するには、ステップ 1 から 7 を繰り返します。
5 トラブルシューティング 5-3