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v カートリッジを挿入する前に、カートリッジのすべての面が乾いていることを確
認します。
v カートリッジを湿気または直射日光にさらさないでください。
v 記録済みまたはブランクのカートリッジを、100 エルステッドを超える浮遊磁界
(例えば、端末、モーター、ビデオ装置、X 線装置、あるいは、高電流ケーブルま
たは電源機構の近くに存在する磁界) にさらさないでください。そのような露出
によって、記録済みデータが失われるか、ブランク・カートリッジが使用できな
くなります。
v 3-2 で概説する以下の環境条件を維持してください。
3-2.
環境の仕様
環境要因 稼働時 稼働用の保管
1
保存用の保管
2
配送時
温度 10° から 45°C 16° から 35°C 16° から 25°C -23° から 49°C
相対湿度 (結露
なし)
10% - 80% 20% - 80% 20% - 50% 5% - 80%
最大湿球温度 26°C 26°C 26°C 26°C
1
通常保管は 1 年未満の保管のことです。
2
長期保管は 1 から 10 年の保管のことです。
徹底的な検査の実行
v カートリッジのパッケージを検査して、乱暴に取り扱われた形跡がないかを調べ
ます。
v カートリッジを検査するときは、カートリッジ・ドアのみを開きます。 カートリ
ッジ・ケースの他の部分は開かないでください。 ケースの上部と下部は、ねじで
しっかりと留められています。上部と下部を分離すると、カートリッジは使用で
きなくなります。
v カートリッジを使用または保管する前に、カートリッジを検査して損傷の有無を
調べます。
v カートリッジの背面 (テープのロード コンパートメントに最初にロードする部分)
を点検して、カートリッジ ケースの継ぎ目にギャップがないことを確認します。
継ぎ目にギャップがある場合には、リーダー・ピンが外れている可能性がありま
す。
v リーダー・ピンが正しく取り付けられているか調べます。
v カートリッジの取り扱いを誤ったと思えるが、使用できるように見える場合は、
データをリカバリーできるようにするために、即時にすべてのデータを良好なカ
ートリッジにコピーします。取り扱いを誤ったカートリッジは廃棄してくださ
い。
v 取り扱い手順および配送手順を確かめます。
カートリッジの慎重な取り扱い
v カートリッジを落とさないようにしてください。 カートリッジを落とした場合
は、カートリッジのドアを後ろにスライドして、リーダー・ピンがピンの保持ス
プリング クリップに正しく収まっているか確認してください。
v カートリッジの外側に出ているテープに手を触れてはなりません。 テープに触れ
ると、テープの表面やエッジの部分に損傷を与えるおそれがあります。これは、
3 テープ・ドライブの使用 3-7