Users Guide
Table Of Contents
デバイス・ドライバーのロード
Microsoft Windows Server
このセクションでは、テープ・ドライブ用の Microsoft
®
Windows Server
®
デバイ
ス・ドライバーのインストール方法について説明します。
注意: 一部のバックアップ・ソフトウェア・アプリケーションは、デバイス・ドラ
イバーのロードを必要としません。また場合によっては、デバイス・ドライ
バーをインストールすると、アプリケーションの正しい機能を妨げることが
あります。これらのドライバーをロードする前に、各アプリケーション用の
資料を参照してください。最新のドライバーは http://www.Dell.com/support か
ら入手できます。
イーサネット・サービス・ポートの手順
イーサネット・インターフェースを使用してドライブのファームウェ
アを更新するには、次のようにします。
注: ドライブは、イーサネット・インターフェースで通信するために制限付きバー
ジョンの FTP プロトコルを使用します。ドライブと通信するときは、DOS コ
マンド・プロンプトなどの単純なコマンド行 FTP セッションを使用することを
お勧めします。本製品は、いかなる方法でも直接的または間接的に公共通信ネ
ットワークのインターフェースに接続されることを意図していません。IP アド
レスがお客様の LAN に変更された場合、または DHCP で新規アドレスを取得
した場合は、テープ・ドライブのデフォルト・アドレスは引き続き使用できま
す。これによって LAN の競合が生じることはありません。お客様の LAN ア
ドレスが操作時に優先されるためです。デフォルト・アドレスは、そのデフォ
ルト・アドレスを持つ他のドライブと競合することはありません。ドライブが
オンラインになると、デフォルト・アドレスが LAN で使用されているかどう
かがドライブによってチェックされ、別のドライブがアクティブの間はそのド
ライブはアクティブになりません。これは許容された動作であり、マルチドラ
イブの LAN で、アクセス可能なデフォルト・アドレスを持つ複数の異なるド
ライブが検出される場合があります。
1. Web から最新のドライブ・ファームウェアを入手します。
http://www.Dell.com/support に進みます。
2. イーサネット・パッチ・ケーブルをドライブのイーサネット・インターフェース
およびコンピューターに接続します。電磁イミュニティー要件を満たすために
は、シールド付きイーサネット・ケーブルが必要です。
3. ドライブとコンピューターの間に FTP セッションを作成します。ドライブのデ
フォルト IP アドレスは 169.254.0.3 です。
4. ユーザー・プロンプトで、guest と入力して Enter キーを押します。
5. パスワード・プロンプトで Enter キーを押します。応答は必要ありません。
6. 通信モードをバイナリーに設定するために、bin と入力します。
7. ファームウェアをドライブに転送するために、put firmware name と入力しま
す。firmware name は実際のファームウェア・ファイル名に置き換えてくださ
い。転送が完了すると、ドライブは自動的にリセットして、FTP セッションは失
われます。quit と入力して FTP セッションを終了します。
第 2 章 テープ・ドライブのセットアップ 2-9