Reference Guide
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保護されるコンピュータのシステム状態のバックアップ
システム状態とは、オペレーティングシステムによって維持されていて、ひとつの単位として
バックアップする必要があるシステム固有のデータの集まりです。システム全体のバックアッ
プではありません。コンピュータのシステム状態のバックアップは、インストールを行ったた
めにコンピュータが正常に動作しなくなった場合など、コンピュータを既知の状態に戻す必要
があるときに使用できます。
DPM は、Windows Vista または Windows Server 2008 を実行しているコンピュータを除いて、
DPM 保護エージェントがインストールできるどのコンピュータについても、システム状態を保
護することができます。
保護されるコンピュータのシステム状態は、保護グループに追加することができます。DPM は
保護されるコンピュータ上で Windows バックアップユーティリティを使用して、システム状態
をバックアップ(.bkf)ファイルにバックアップします。これが、その保護グループ用に指定す
る DPM メディア(ディスク、テープ、または両方)に保存されます。
システム状態は頻繁に変化しないため、各データソースに対して最も効率的な保護スケジュー
ルを指定できるように、システム状態を保護グループに入れる際には、ファイルとアプリケー
ションデータとは別にしておくことを検討してください。
メンバーサーバーとデスクトップのシステム状態
DPM がメンバーサーバーまたはデスクトップのシステム状態をバックアップすると、次のコン
ポーネントが保護されます。
• 起動ファイル
• COM+ クラス登録データベース
• レジストリ
ドメインコントローラのシステム状態
DPM がドメインコントローラのシステム状態をバックアップすると、次のコンポーネントが保
護されます。
• Active Directory(NTDS)
• 起動ファイル
• COM+ クラス登録データベース
• レジストリ
• システムボリューム(SYSVOL)
ドメインコントローラのシステム状態のバックアップと復元の詳細については、「
Introduction
to Administering Active Directory Backup and Restore」(Active Directory のバックアップと復
元の管理について)(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=90626) を参照してください。
証明書サービスのシステム状態を実行するサーバー
証明書サービスがインストールされた状態で DPM がメンバーサーバーまたはドメインコント
ローラのシステム状態をバックアップする場合、メンバーサーバーまたはドメインコントロー
ラのシステム状態のコンポーネントに加えて、証明書サービスが保護されます。










