Reference Guide
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エンドユーザー回復の注意事項
導入計画には、エンドユーザー回復を有効とするデータと、エンドユーザー回復を提供するため
に Active Directory ドメインサービスで設定する必要のある DPM サーバーが指定されている必
要があります。
エンドユーザー回復を使用すれば、エンドユーザーは、ファイルの旧バージョンを回復すること
でデータを個別に回復できます。エンドユーザーは、ファイルサーバー上の共有、もしくは
DFS 名前空間を通じて、または Microsoft Office 2003 アプリケーションの
ツール メニューにあ
るコマンドを使用して、旧バージョンを回復できます。
DPM で保護するコンピュータ上で、共有フォルダのシャドウコピーが現在有効に設定されてい
る場合は、その機能を無効にすれば、使用されていたディスク容量を回復できます。エンドユー
ザーと管理者は、DPM サーバー上の復旧ポイントからファイルを回復できるようになります。
エンドユーザー回復を有効にするには、Active Directory ドメインサービスのスキーマを設定
し、DPM サーバー上のエンドユーザー回復機能を有効にし、クライアントコンピュータに復旧
ポイントクライアントソフトウェアをインストールする必要があります。
Active Directory ドメインサービスの設定
エンドユーザー回復をサポートするように Active Directory ドメインサービスを設定する手順
は、次の 4 つです。
1. スキーマの拡張
2. コンテナの作成
3. コンテナの内容を変更する DPM サーバー権限を付与
4. ソース共有とレプリカ上の共有の間にマッピングを追加
スキーマは 1 回のみ拡張されます。ただし、各 DPM サーバーについて Active Directory のスキ
ーマ拡張を設定する必要があります。ドメイン内の追加の DPM サーバーについてエンドユーザ
ー回復を有効にすると、追加の各サーバーについて手順 3 と 4 が実行されます。必要に応じ
て、毎回の同期後に DPM は共有マッピングを更新します(手順 4)。
Active Directory ドメインサービスドメイン内のスキーマとドメインの両方の管理者である DPM
管理者は、DPM 管理者コンソール内で、1 回のクリック操作だけでこれらの手順を完了するこ
とができます。スキーマとドメインの管理者ではない DPM 管理者は、スキーマとドメインの管
理者に DPMADSchemaExtension ツールを実行するように指示することで、これらの手順を完
了することができます。
DPMADSchemaExtension ツールは、DPM サーバーの Microsoft Data Protection Manager\
2006\End User Recovery というフォルダに保存されています。スキーマとドメインの両方の管
理者であるユーザーは、DPM サーバーが展開されているドメインのメンバーで、Windows
Server 2003 を実行しているどのコンピュータ上でも、このツールを実行できます。管理者は、
このツールを実行する際に、DPM サーバーの名前を指定する必要があります。
DPMADSchemaExtension ツールを使用してエンドユーザー回復を有効にする場合は、ツールを
各 DPM サーバーについて 1 回実行する必要があります。










