Reference Guide

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保存期間の目標の決定
記憶域プールを保護されるデータの 2 倍のサイズにするという推奨は、保存期間の目標が 10
間(週末を除いて 2 週間)であることを前提としています。一般的な企業では、データ回復の要
求は、データが失われたイベントか 2 4 週間以内に集中しています。10 日間という保存期
間は、データが失われるイベントから最長 2 週間のデータ回復を可能にします。
保存期間の目標が長いほど、1 日に作成できる復元ポイントは少なくなります。たとえば、保存
期間の目標が 64 日間だとすると、1 日に作成できる復旧ポイント 1 つだけになります。保存
期間の目標が 8 日間なら、1 日に作成できる復旧ポイントは 8 つになります。保存期間の目標が
10 日間なら、1 日に作成できる復旧ポイントは約 6 つになります。
関連項目
カスタムボリュームの定義
ディスク構成の計画
DPM サーバー構成の計画
ディスク構成の計画
DPM 記憶域プールに直接接続の記憶域を使用する場合は、ハードウェアベースのどんな RAID
構成でも使用できます。または、JBODjust a bunch of disks: ただのディスク束)構成を使
することも可能です。記憶域プールに追加するディスク上にソフトウェアベースの RAID 構成を
作成しないでください。
ディスクの構成を決めるには、お使いの環境における容量、コスト、信頼性、およびパフォー
ンスの相対的な重要性を検討してください。たとえば、JBOD はパリティデータを保存するため
にディスク容量を使用しないので、JBOD 構成では記憶容量を最大限に活用できます。同じ理由
で、JBOD 構成の信頼性は良くありません。1 台のディスクに障害が発生しただけで、データの
損失が避けられないのです。
DPM の典型的な導入例では、RAID 5 の構成にすると、容量、コスト、信頼性、およびパフォー
マンスのバランスが良くなります。ただし、DPM サーバーの負荷は主に書き込み操作による
め、RAID 5 は、ファイルサーバーの場合よりも目に見えて DPM サーバーのパフォーマンスを
低下させる可能性が高くなります。こうしたパフォーマンスの低下は、ひいては DPM のスケー
ラビリティに影響を与える可能性があります。パフォーマンスが低下すると、データを効果的
保護する DPM の能力も低下するのです
下記の表は、記憶域プール内のディスクを構成する際の各オプションの評価を助けるために、
JBOD とさまざまな RAID のレベルの間の長所と短所 4(秀)~ 1(可)の 4 段階で比較した
ものです。