Reference Guide
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必要容量の計算
DPM 記憶域プールの必要容量は、主に保護されるデータのサイズ、毎日の復旧ポイントのサイ
ズ、ボリュームデータの予想増加率、および保存期間の目標に応じて変動します。
毎日の復旧ポイントのサイズとは、1 日の間に保護データに対して行われる変更の合計サイズを
意味します。これは、増分バックアップのサイズとほぼ同等です。保存期間とは、ディスク上の
保護データの復旧ポイントを保存しておく日数を意味します。ファイルに関しては、DPM は保
護グループに含まれている各ボリュームについて最大 64 の復旧ポイントを保存できます。ま
た、毎日各保護グループについて、復旧ポイントのスケジュールを最大 8 つまで作成できます。
メモ
ファイルに関して復旧ポイントが 64 までに制限されているのは、ボリュームシャドウ
コピーサービス(VSS)の制限によるもので、この制限は、DPM のエンドユーザー回復
の機能にとって必要なものです。復旧ポイントの制限は、アプリケーションデータには
適用されません。
一般に、記憶域プールのサイズを、ファイル保護のために保護されるデータの 2 倍のサイズにす
ることをお勧めします。これは、毎日の復旧ポイントのサイズを保護されるデータのサイズの約
10 パーセントとし、保存期間を 10 日間(週末を除いて 2 週間)とする仮定に基づく推奨です。
毎日の復旧ポイントのサイズが保護されるデータのサイズの 10 パーセントよりも大きいか小さ
い場合、または、保存期間の目標が 10 日よりも長いか短い場合は、記憶域プールの必要容量を
それに応じて調整してください。
初期導入の時点で記憶域プールに割り当てる容量の多少に関係なく、後で必要が生じた場合に容
量を追加できるように、拡張可能なハードウェアを使用することをお勧めします。
以下の項では、毎日の復旧ポイントのサイズと保存期間の目標を決定するためのガイドラインを
示します。
毎日の復旧ポイントのサイズを予測する方法
記憶域プールを保護されるデータの 2 倍のサイズにするという推奨は、毎日の復旧ポイントのサ
イズが保護されるデータの 10 パーセントのサイズであることを前提としています。毎日の復旧
ポイントのサイズは、データの変更率と関連しており、1 日の間に作成されるすべての復旧ポイ
ントの合計サイズを指します。保護されるデータの毎日の復旧ポイントのサイズを推定するに
は、最近の平均的な日の増分バックアップを参照します。増分バックアップのサイズは通常、
毎日の復旧ポイントのサイズを示すものです。たとえば、100 GB のデータの増分バックアッ
プに 10 GB のデータが含まれている場合、毎日の復旧ポイントのサイズはおそらく、約 10 GB
です。










