Reference Guide

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ディスクベースの保護に関する回復の目標
保護グループのすべてのメンバーが同じ同期の頻度を共有しているものの、同期処理および結
として出来上がる復旧ポイントのスケジュールは、保護されるデータの種類によって異なりま
す。詳細については、「
DPM の使い方」を参照してください
ファイルの同期と復旧ポイント
ファイルボリュームまたは共有に対して、保護されるコンピュータ上の保護エージェントは、
更されたブロックをオペレーティングシステムの一部である変更ジャーナルに記録します。同
中にこれらの変更は DPM サーバーに転送され、レプリカをデータソースと同期するためにレプ
リカに適用されます。
同期の頻度は、15 分間隔から 24 時間間隔まで自由に選択できます。デフォルトは 15 分間で
す。復旧ポイントが作成される前にのみ同期が実行されるように設定することも可能です。
ファイルデータのレプリカのシャドウコピーである復旧ポイントは、設定可能なスケジュール
基づいて同期されたレプリカから作成されます。各復旧ポイントの前にだけ同期を実行するの
ない限り、ファイルの同期処理が実行されると、毎回復旧ポイントが作成されるわけではあり
せん。ただし、最新のファイルの同期処理から復旧ポイントを手動で作成することは可能です
たとえば、あるボリュームの同期が毎時行われ、そのボリュームの復旧ポイントが 8:00 AM
12:00 PM6 PM に作成されるとします。ユーザーがそのボリューム上のファイルに 1:30 PM
変更を施しますが、1 時間後に別のユーザーが変更を施したときにファイルが不意に破損しま
す。そこで管理者は、最初のユーザーが変更を施した状態のファイルを回復するように求めら
ます。1:30 PM の変更は、最新の復旧ポイントが 12:00 PM に作成された後で行われたため、最
新の復旧ポイントからファイルを回復することはできません。ただし、そのレプリカの適切な
期から復旧ポイントを手動で作成した後で、その新しい復旧ポイントからファイルを回復する
とはできます。
既定のスケジュールでは、毎日 8:00 AM12:00 PM6:00 PM に復旧ポイントが作成されま
す。時刻と曜日のどちらも変更できます。曜日ごとに異なる時刻を指定することはできません
たとえば、平日のみに 2:00 AM 2:00 PM に復旧ポイントを設定することはできますが、平日
には2:00 AM、週末には 12:00 PM というような復旧ポイントのスケジュール設定はできませ
ん。
ファイルの保存期間
保存期間とは、回復のためにデータを使用可能にしておく期間のことです。復旧ポイントの保
期間が切れると、復旧ポイントは削除されます。
短期のディスクベースの保護には 1 448 日、短期のテープベースの保護には最長 12 週、長期
のテープベースの保護には最長 99 年の保存期間を選択できます。DPM は、保護グループの各フ
ァイルメンバーに対して最大 64 の復旧ポイントを保存できます。