Reference Guide
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データストレージの方式
どのストレージ方式を使うかを決めるには、御社のさまざまなデータ保護要件の重要度を比較検
討する必要があります。
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失ってもかまわない会社のデータはどの程度か? 現実的に判断すると、すべてのデータの
価値が同等ということはありません。会社は、データが失われた場合の影響とデータ保護の
コストをはかりにかける必要があります。
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データの回復はどの程度緊急を要するか? 業務の継続に不可欠なデータの回復は通常、ル
ーチンデータよりも緊急を要します。他方、回復操作によって中断されてはならない不可欠
なサービスを営業時間中に提供しているサーバーを識別する必要があります。
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データはいつまで保存しておく必要があるか? データの種類や内容によっては、業務遂行の
ために長期保存が必要なものもあるでしょう。サーベーンズオックスレー法(Sarbanes-
Oxley Act)やデータ保持指令(Data Retention Directive)など、データ保持の法的義務に従
わなければならない場合もあります。
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データ保護に投入可能な予算は? データ保護の予算を検討する際には、ハードウェアとメデ
ィアの費用だけでなく、管理やサポートの人件費も計算に入れる必要があります。
DPM を使用すれば、ディスクとテープの両方にデータをバックアップすることで、重点的かつ
詳細にわたるバックアップ戦略を自由に立てることができ、結果的にデータを効率的かつ経済的
に保護できます。復元の対象がファイル 1 つでもサーバー全体でも、修復は迅速かつ単純に行え
ます。ユーザーはデータを確認するだけです。後は、DPM がデータを検出して回復します(た
だし、テープがライブラリから取り出されている場合は、挿入する手間が必要です)。










