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ラベルをはがしてカートリッジに貼り付けます。 ラベルが正しい方向に貼られており、番号がバーコードの上で、右側の上に見えることを確認してください。
図 2. バーコード ラベルを張る
クリーニングカートリッジの使用
ほぼすべてのテープ ドライブは時々クリーニングが必要です。 クリーニング カートリッジは、テープ ドライブや 読み取り/書き込みヘッドから、たまった汚れを除去します。
バックアップ アプリケーションやアーカイブ ソフトウェアは、それぞれ独自の技術でデバイスのクリーニング プロセスを自動化しています。 これらのツールはクリーニング周期をドライブの切り入りの回
数、ドライブの要求に基づいて指定するか、または定期的な間隔でクリーニング周期を指定します。
クリーニング プロセスそのものに、次のような検討が必要です。
l クリーニング テープに、バーコード ラベルが貼られている必要があります。 一部の例では、業界標準として独自のラベルが決められています。 たとえば、接頭辞 CLN をクリーニング テープの
識別に使用している場合があります。 ライブラリでは、特殊な内容をラベルに含む必要がなく、従来型のテープ ラベルが使用できます。
l クリーニング テープをデータ テープと同じ方法で挿入します。 たとえば、最も一般的な方法として、ホストのアプリケーションでコントロールされる I/E ステーションを利用して挿入する方法があ
ります。
l クリーニング テープは使用限度 20 回のものが一般的です。 制御するホスト アプリケーションはクリーニング テープの使用回数を管理します。 使用限度を越えたテープをドライブに挿入する
と、エラーが起こります。
l クリーニング テープをデータ テープと同じ方法でエクスポートします。
l クリーニングの手順と方法を設定する場合は、物理ライブラリと論理ライブラリの概念の違いを考慮すべきです。 通常、クリーニング カートリッジはデータ カートリッジと同じ方式で取り扱われま
す。 クリーニングまたはデータ用の物理カートリッジは、1 つの論理ライブラリ内にしか存在できません。 論理ライブラリ間でクリーニング カートリッジを共有することはできません。
メディアの管理
ライブラリ管理コンソールは、以下の操作のためのインターフェイスを提供します。
l カートリッジのインポートとエクスポート
l メディアのストレージ間の移動
l ドライブのロードとアンロード
l インベントリの取得
以下のセクションでは、上記の作業を実行する手順を説明します。
カートリッジのパーティションへのインポート
初めてライブラリの使用を開始するときに、ドアを開け、使用予定のカートリッジを直接ストレージスロットにすべて手動で挿入します。 このとき正しく挿入しないとカートリッジがそのまま戻らなくなってし
まいます。
ライブラリの運用を開始した後で、Import(インポート)コマンドを使用して、ライブラリの運用を中断することなくカートリッジを追加します。 カートリッジを I/E ステーションに装着します。 スキャナが
自動的に追加するカートリッジ上のバーコードを読み取ります。
1. パーティションを選択します。 選択方法については、「ライブラリまたはパーティションの選択」を参照してください。
プロンプトが表示されて、そのパーティションが現在その状態にない場合は、パーティションをオフラインに切り替えるよう求められます。
2. データ カートリッジを該当する I/E ステーションに挿入します。 その I/E ステーションのスロットの数までカートリッジを挿入することができます。
3. Operations(操作) -> Import(インポート) を選択するか、ツールバー上の Import( インポート) ボタンを使用します。
I/E ステーション内のカートリッジ テーブルが表示されます。
注意:バーコード ラベルをさかさまに貼り付けないように注意してください。
注意:ライブラリの各パーティション別に専用のクリーニング カートリッジを使用してください。
注:どの I/E ステーションが目的のパーティションに関連付けられているかを確認するには、Monitor(監視) -> I/E station(I/E ステーション) を選択します。










