Users Guide
目次のページに戻る
はじめに :Dell™PowerVault™160Tテープ ライブラリ ユーザガイド
ケーブル配線
カートリッジのインストール
テープドライブのインストール
電源の投入
ローカルでのログオン
設定ウィザードの実行
リモートクライアントのインストール
ケーブル配線
制御ホストコンピュータは、ドライブとライブラリに直接接続します。制御モジュールにある MCB(管理コントロールブレード)がライブラリの動作を制御しています。MCB にある 1 個のライブラリ制御ポ
ート(SCSI またはファイバチャネル)を、制御ホストコンピュータに接続します。MCB の SCSI 制御ポートはそれ自体で終端します。ドライブをホストコンピュータに直接接続します。これらのドライブは
それぞれ固有の SCSI ID またはワールドワイドネームと LUN ID で表されます。ユーザインターフェイスのクライアントソフトウェアは、Ethernet 接続を介して MCB が動作しているローカライズ済
みサーバやエージェントと通信します。
一般的なケーブル配線図を図 1 に示します。
図 1. ファイバドライブに直接接続されたライブラリ
ケーブルは、ライブラリの右側にあるベルクロ留め金と水平配線ガイドで管理されます。これらのケーブル管理デバイスを使用してケーブルをインストールします。
ホスト接続の検討事項
一度に 1 台のデバイスにアクセスできるホストの数には限りがあります。以下に例を示します。 ファイバチャネル接続されたドライブは少なくとも 2 台のイニシエータをサポートします。
Ultrium テープドライブの T200F(ファイバチャネル ドライブ)モデルは、調停ループ専用ドライブ(NL ポートとも呼ばれる)です。このドライブはファイバチャネル調停ループ(FC-AL)プロトコルをサポ
ートしており、Class 3 Service フレームを使用しています。また、このドライブは、公共(スイッチ接続)ループおよび私的ループをサポートしています。
ライブラリでは、ライブラリ管理コンソールの FC Host および SCSI Host コマンドを使用して設定された LUN ID が使用されます。ドライブだけでなくライブラリも、マップ対象のデバイスとして表示さ
れます。SCSI ID やケーブル配線の影響で、SCSI デバイス マップ LUN とファイバチャネル ホストまたは SCSI ホストの LUN ID の関連付けが変更されることがあります。ドライブ、ケーブル、また
は位置の変更した際にはデバイスの順序が変更されていないことを確認してください。
カートリッジのインストール
データカートリッジを扱う前に、カートリッジとバーコードの取り扱いに記載されたガイドラインをよく読んでください。
カートリッジをライブラリにロードする方法は 2 つあります。
注:ケーブル配線はパーティションやゾーンの変更によって影響を受けることがあります。 ドライブにケーブルを配線する場合は、ドライブが定義済みパーティションの適切なホストに配線されて
いることを確認してください。
注:パーティションは、ドライブより優先度が高い LUN にマップしなければなりません。










