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ライブラリ コントロール ハードウェア
ライブラリ コントロール ハードウェアは、ライブラリとオペレーターとの間の交信を含め、Dell PowerVault 136T LTO ライブラリですべての操作を制御し
ます。ライブラリ ファームウェアは、Dell PowerVault 136T LTO ライブラリの構成、ロボティックシステムの物理的位置、およびカートリッジの在庫管理を
作成および維持します。データベースは、ライブラリのコントロールハードウェアのメモリに保存されます。
カートリッジの保存
Dell PowerVault 136T LTO ライブラリには、取り付けた任意のテープドライブ以外に、カートリッジ ストレージ スロットがあります。
ストレージスロットの番号付け
各ライブラリエレメントの座標位置 (ドライブのストレージスロット) の識別には、以下の規則が使用されています。
表 2. ストレージスロットの座標位置
コラムには、メールボックスコラムから時計回りの方向に 1 から 5 までの続き番号が付けられています。各コラム内のマガジンは、上から下へ A から
C と指定されます。 各マガジン内の行には、そのLTO メディアタイプについて、上から下へ1から6の番号が付けられます。ドライブのマガジンは、下か
ら上へ A から F として指定されます。図 3 を参照してください。
図 3. ストレージ コラムの構成および座標系
注
:
コラム
2
、
4
、および
5
にある固定スロットには、マガジン指定がなく、必ずゼロ
(0)
と番号付けされます。したがって、コラム
2
の固定スロットの
座標位置は、
2 - 0 ("-"
はマガジンがないことを示す
)
となります。 ドライブのコラム
(3)
は、最高
6
ドライブまで指定できます。マガジンの文字は
A
から
F
まで指定できます。
ライブラリ内でメディアを操作するためには、ホストが各動作をソースと宛先の指定を使用して参照する必要があります。これは、ライブラリ内のどのスロ
ットを使用するかを厳密に指定するエレメントのアドレス指定を介して行われます。 次のアドレス指定表は、ライブラリに使用されます。
1
A
2
コラム
マガジン
行










