Users Guide
オートローダを使用する前に、必ず次の一般的な規則に従ってください。
l LTO Ultrium カートリッジ以外は使用しないでください。その他のカートリッジはテープ ドライブに拒否されます。LTO Ultrium のフォーマット済みカートリッジには、カートリッジの製造工
程中にメディアに書き込まれたサーボ コードが埋め込まれています。LTO Ultrium カートリッジをバルク消去または減磁することはできません。テープ カートリッジは
www.dell.com/tapebackup で注文できます。
l Clean Drive（ドライブのクリーニング） LED が 点灯したら、テープ ドライブをクリーニングします。また、Media Attention（メディア注意）LED が点灯するか、カートリッジ インベント
リに感嘆符（!）が表示されるなど、ドライブでその他の読み取り/書き込みの問題が発生した場合にも、テープ ドライブをクリーニングします。LTO Ultrium 共通クリーニング カートリッジ以外は
使用しないでください。
カートリッジのインポート
このオプションを使用すると、回転式スロット マガジンにある特定の空きスロットにカートリッジが強制的にインポートされます。オートローダにテープをインポートするには
1. 各データ カートリッジの書き込み防止スイッチのオン/オフを確認します（「カートリッジの書き込み防止」参照）。バー コード リーダを使用する場合は、カートリッジ前面の凹面にバー コード ラベ
ルを貼り付けます（「バー コード リーダ」を参照）。
2. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands（コマンド）」と表示されるまで ［+］または ［-］を押します。
3. ［Enter］を押して、使用可能なオプションにアクセスします。
4. LCD スクリーンに 「Import（インポート）」と表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。
5. LCD スクリーンに目的のスロット番号が表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。既にカートリッジが入っているスロットに、カートリッジをインポートするオプションはありま
せん。
6. LCD スクリーンに 「Insert Cartridge Slot（スロットにカートリッジ挿入）」と表示されてメディア ドアが開いたら、書き込み防止スイッチがオートローダに向かって左に来るように
して、メディア ドアにデータ カートリッジを挿入します。
7. 他にもカートリッジを使用する場合は、必要に応じて手順 5 と 6 を繰り返します。
8. カートリッジのインポートが終了したら、 ［Cancel］を押します。
9. 目的のスロットにカートリッジが挿入されたかどうかを LCD スクリーンで確認します。
カートリッジのインポート
カートリッジのエクスポート
このオプションを使用すると、特定のスロットからメディア ドアにカートリッジを移動させることができます。1 本または複数本のカートリッジをオートローダからエクスポートするには、次の手順に従いま
す。
1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands（コマンド）」と表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。
2. LCD スクリーンに 「Export（エクスポート）」と表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。
3. LCD スクリーンに目的のスロット番号が表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。空のスロットからカートリッジをエクスポートするオプションはありません。
4. LCD スクリーンに 「Remove Cartridge（カートリッジを取り出す）」と表示され、カートリッジがメディア ドアからイジェクトされた場合は、エクスポートされたカートリッジをオートローダ
から取り出し、 ［ Enter］を押します。
5. 他にもカートリッジを使用する場合は、必要に応じて手順 3 と 4 を繰り返します。
6. カートリッジのエクスポートが終了したら、 ［Cancel］を押します。
7. 目的のスロットにカートリッジが入っているかどうかを、LCD スクリーンで確認します。
カートリッジのエクスポート
カートリッジのロード
このオプションを使用すると、オートローダの回転式スロット マガジンからテープ ドライブにカートリッジをロードできます。このオプションを使用するには、次の手順に従ってください。
1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands（コマンド）」と表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。
2. LCD スクリーンに 「Load Cartridge（カートリッジのロード）」と表示されるまで ［+］または ［-］を押し、 ［Enter］を押します。
注記： 操作パネルを使用してドライブをクリーニングしている場合は、操作パネルで指示された場合にのみクリーニング カートリッジをインポートしてください。ドライブのクリー
ニングを管理できるバックアップ ソフトウェアを使用している場合は、オートローダにクリーニング カートリッジを入れたままにすることができます。