Users Guide

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引っかかったカートリッジを取り除く
オートローダで深刻な機械的問題が発生した場合、または電源障害など回転式スロット マガジンにあるカートリッジをエクスポートすることができない状況が原因でカートリッジを取り出す必要がある場
合は、次の手順に従ってください。
1. 前面パネルの電源スイッチをオフの位置にします。
2. オートローダの背面パネルのコネクタから電源ケーブルと SCSI ケーブルを取り外します。
3. 該当する場合はオートローダをラック スロットから取り出し、テーブルまたは片付いている平らな作業面に置きます。
4. オートローダがラックに設置されている場合は、ドライバを使用して、取り付けブラケットを固定している前面カバーのネジをオートローダの両側から外します。机上に設置されている場合は、前面
カバーのネジを外します。取り付けブラケットはありません。
取り 付けブラケットを取り外す（左側）
5. オートローダがラックに設置されていて取り付けブラケットがある場合は、オートローダの背面にある 5 本のネジと、両側面に 1 本ずつあるネジを外し、カバーを緩めます。机上に設置されてい
る場合は、前面カバーのネジと、両側面に 3 本ずつあるネジを外します。
背面カバーの矢印のネジだけを外す
6. 上部カバーを後ろにスライドさせてから持ち上げます。
7. 上部カバー フックを前面パネル ディスプレイ カバーの端から外し、上部カバーを持ち上げて取り外します。
8. 取り出したいカートリッジと一緒に、オートローダからまっすぐカートリッジ キャリヤを持ち上げます。
9. それぞれのキャリヤから慎重にカートリッジ ロック レバーを引き、キャリヤからカートリッジをスライドさせます。
カートリッジのリリース レバーを引く
LCD スクリーンにエラー コー
ドが表示される。
l エラー コードを調べて障害を修復し、電源を入れ直します（「オートローダのエラーコード」を参照してください）。
注記： DLT フォーマット済み（消磁済み）カートリッジを再利用できない場合は、消磁が不充分でデータが完全に消去されていない可能性があります。Quantum DLT フォ
ーマット済みカートリッジを再利用できなかった場合は、ほかのシステム コンポーネントを調べる前に、別のカートリッジ（できる限り新品の、フォーマットされていない
DLTtape IV カートリッジ）を使用してください。
注記： カートリッジがドライブに引っかかった場合は、Dell サポート担当者に ご連絡ください。
警告： 負傷を防ぐために、電源ケーブルと SCSI ケーブルを切断してからオートローダのカバーを外し、ファンには指を近づけないようにしてください。
注記： インポート/エクスポート スロットの真正面にあるキャリヤを外すには、インポート/エクスポート スロットの正面からキャリヤが外れるまで、ベルトまたはキャリヤを動か
して、回転式スロット マガジンを反時計回りにゆっくりと回転させます。