Users Guide

3 システムを起動します。
仮想ディスクが自動的にインポートされ、保存されたキャッシュがある場合は該当する仮想ディスクの物理ディスクにフラッシュされます。保存されたキ
ャッシュがまだ残っている場合は、そのキャッシュデータのフラッシュを妨げる不具合が発生している可能性があります。
メモ: キャッシュデータを回復するための詳細に関しては、Dell.com/poweredgemanuals で『Dell Chassis Management Controller for
Dell PowerEdge VRTX Users Guide
Dell PowerEdge VRTX Dell Chassis Management Controller ユーザーズガイドを参
照してください。
メモ: Shared PERC 8 に保存されているキャッシュが存在する場合、CMC でそのキャッシュをクリアすることができます。保存されているキ
ャッシュが存在しない場合は、このオプションは
CMC では表示されず、保存されたキャッシュデータは物理ディスクに正常に復元、書き込
みされたことを意味します。
メモ: 保存されたキャッシュが破棄された場合は、保存されたキャッシュデータは物理ディスクに書き込まれません。キャッシュデータを破棄
する前に、そのデータが重要なデータでないことを確認してください。
バッテリの透過的学習サイクル
透過的学習サイクルは、十分な電力があることを確実にするために、バッテリの充電残量を算出する定期的な操作です。この操作は自動的に実行さ
れ、システムまたは Shared PERC 8 カードのパフォーマンスに影響を与えることはありません。Shared PERC 8 カードはバッテリで自動的に透過的学習
サイクル
TLCを実行し、90 日ごとに充電量のキャリブレーションおよび測定します。必要に応じて、操作を手動で実行することができます。
メモ: 透過的学習サイクルの実行中、仮想ディスクは ライトバック モードのまま有効な場合になっています。処理が完了すると、Shared
PERC 8
カードは次の TLC 実行を 90 日後に設定します。
TLC の所要時間
学習サイクル完了の所要時間は、バッテリー充電容量、および使用された放電電流と電荷電流に依存します。Shared PERC 8 カードでは、学習サイ
クル完了にかかる予想所要時間はおよそ
7 時間です。
バッテリー交換の条件
バッテリーの状態または正常性が不良だと判断された場合、Shared PERC 8 バッテリーは CMC バッテリーステータス 障害あり とマークされます。
バッテリーが故障したと判断された場合は、ファームウェアはバッテリーが交換されるまで次回の再起動時に学習サイクルを実行します。バッテリーを交換し
た後、仮想ディスクはライトバックモードに移行します。
コントローラのフェイルオーバー機能
VRTX システムのデュアルコントローラ構成では、2 つの Shared-PERC コントローラがアクティブ - パッシブモードで構成されています。1 つのアクティブコン
トローラがすべてのストレージ関連のプロセスの処理を担当します。アクティブコントローラが機能を停止すると、パッシブコントローラがホットスペアとして機
能し、アクティブコントローラの機能を引き継ぎます。コントローラフェイルオーバーの間、フェイルオーバーによる一時的なパフォーマンスの低下が見られるこ
とがあります。
マルチパスをサポート
マルチパスのソリューションは、アダプタ、ケーブル、およびスイッチといった冗長物理パスコンポーネントを使用して、サーバーとストレージデバイス間の論理
パスを作成します。前記のうち 1 つ、または複数のコンポーネントが故障した場合、マルチパスロジックは I/O に別のパスを使用してアプリケーションが継続
してデータにアクセスできるようにします。
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Shared PERC 8 カードの機能