Users Guide
SMART 機能
SMART 機能は、予測可能な物理ディスク障害の検知に役立てるため、すべてのモニタ、ヘッド、および物理ディスク電子機器における特定の物理的
側面を監視します。SMART 対応の物理ディスクは、データをモニタし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。多くの機
械的および電気的な不具合では、不具合が発生する前にパフォーマンスの劣化が見られます。
SMART 検出の不具合は予測不具合とも呼ばれます。物理ディスクの予測不具合には、ベアリングの不具合、読み取り / 書き込みヘッドの故障、スピ
ンアップレートの変化など、多数の要因があります。また、シークエラーレートや大量の不良セクターなど、読み取り / 書き込み面の不具合に関連する要
因もあります。
メモ: SCSI インタフェースの仕様に関する詳細は、t10.org を、SATA インタフェースの仕様に関する詳細は t13.org を参照してください。
自動メンバー交換
自動メンバー交換機能では、以前作動させたホットスペアを使用可能なホットスペアに戻すことができます。仮想ディスク内でディスク障害が発生すると、
割り当てられているホットスペア(専用またはグローバル)が作動され、仮想ディスクが最適になるまで再構築を開始します。故障したディスクが同じスロ
ットで交換され、再構築が完了した後、
Shared PERC 8 カードが作動させたホットスペアから新たに挿入されたディスクへのデータのコピーを自動的に開
始します。データのコピーが終わると、新しいディスクが仮想ディスクの一部になり、ホットスペアは再び準備完了状態のホットスペアに戻ります。これによ
り、ホットスペアが特定のエンクロージャスロットに常駐することが可能になります。Shared PERC 8 カードがホットスペアを元に戻している間、仮想ディスク
は最適な状態で維持されます。
SMART エラーが発生している物理ディスクが Failed(失敗)とマークされるのは、メンバーの交換が正常の完了した後にのみです。これによってアレイが
劣化ステータスになることが回避されます。元々ホットスペア
(再構築に使用された)であったソースディスクを使って自動メンバー交換が行われ、メンバ
ーの交換操作において新しいディスクがターゲットディスクとして追加された場合、ホットスペアはメンバーの交換操作が正常に完了した後でホットスペア
状態に戻ります。
メモ: Shared PERC 8 カードがホットスペアを自動的に元の状態に戻すのは、同じスロットで不良ディスクを新しいドライブに交換した場合に
限られます。
メモ: メンバー交換 操作は通常、ディスクのパフォーマンスに一時的な影響を与えます。操作が完了すると、ディスクのパフォーマンスは通常状
態に戻ります。
メモ: 自動メンバー交換を有効にするには、Dell OpenManage ストレージ管理アプリケーションを使用します。自動メンバー交換に関する詳細
については、「
Dell OpenManage Storage Management」(Dell OpenManage ストレージ管理)のトピックを参照してください。手動メンバー
交換の詳細については、「Replacing An Online Physical Disk」(オンライン物理ディスクの交換)のトピックを参照してください。
巡回読み取り
Patrol Read(巡回読み取り)機能は、物理ディスクの正常性とデータの整合性を確保するための、予防的な指標として設計されています。Patrol
Read(
巡回読み取り) は、構成されている物理ディスクの潜在的な問題をスキャンして問題を解決します。Dell Chassis Management Controller
(CMC)を使用して、Patrol Read(巡回読み取り) の起動とを制御ができます。
以下は、Patrol Read(巡回読み取り) 機能の概要です。
• 巡回読み取り は、ホットスペアも含め、仮想ディスクの一部として構成されているコントローラ上のすべてのディスクで実行されます。
• 巡回読み取り は、仮想ディスクを構成していない物理ディスクや 準備完了 状態でない物理ディスクには実行されません。
• 巡回読み取り は、 未使用のディスクの入出力に基づいて 巡回読み取り 動作に使用されるコントローラリソースの量を調整します。たとえば、システ
ムが入出力動作でビジーな場合、
巡回読み取り が使用するリソースを減らし、出入力が優先されるようにします。
• Patrol Read(巡回読み取り) は、次の操作のいずれかに関与するディスクでは実行できません。
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Shared PERC 8 カードの機能










