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• 仮想ディスク書き込みキャッシュポリシー
• 仮想ディスク読み取りキャッシュポリシー
仮想ディスク書き込みキャッシュポリシー
仮想ディスクの書き込みキャッシュポリシーでは、コントローラによる仮想ディスクへの書き込み方法を決定します。ライトバックとライトスルーは、個々の仮
想ディスクで設定される 2 つの書き込みキャッシュポリシーです。
すべての RAID ボリュームは、仮想ディスクの実際の書き込みキャッシュポリシーにかかわらず、ライトスルーとしてオペレーティングシステムに提示されます。
Shared PERC 8 カードは、オペレーティングシステムまたはどのアプリケーションにも依存せずに、キャッシュのデータを管理します。
メモ: 仮想ディスクキャッシュ設定の表示と管理には、Dell Chassis Management Controller(CMC)を使用します。
ライトバック
ライトバックキャッシュでは、コントローラキャッシュでトランザクション内のすべてのデータの受信が完了したとき、コントローラがホストシステムにデータ転送完
了信号を送信します。その後、コントローラは、キャッシュされたデータをストレージデバイスにバックグラウンドで書き込みます。
ライトバックキャッシュを使用するリスクは、データがストレージデバイスに書き込まれるとき、または書き込み中に停電が発生すると、キャッシュされたデータ
が損失する可能性があることです。このリスクは、Shared PERC 8 カードにバッテリーでバックアップされた不揮発性キャッシュを使用することで軽減できま
す。詳細については、「
Shared PERC 8 カードのキャッシュの保存」を参照してください。
メモ: シングルおよびデュアルコントローラシステムでの仮想ディスクのデフォルトキャッシュ設定は、ライトバックキャッシュとなっています。
ライトバックが用いられる状況
ライトバックキャッシュは、シングルおよびデュアル Shared PERC 8 カード構成でのデフォルトのキャッシュモードです。ライトバックキャッシュは、バッテリーが
存在し良好な状態にあるすべての状況下で設定可能です。
ライトバックキャッシュをサポートしないバージョンのファームウェアを使用する VRTX で仮想ディスクが既に作成されている場合は、デフォルトはライトスルー
のままになります。システムがライトバックをサポートするファームウェアのバージョンにアップデートされた場合でも、仮想ディスクは手動でライトバックモードに
する必要があります。
バッテリがない場合のライトバックの強制を用いる状況
注意: 停電が発生してもデータが失われないように、ライトバックを強制するモードが有効な場合は電源バックアップシステムを使うことをお勧
めします。
強制ライトバックモードは、バッテリーがない場合、または正常に機能していない場合でも、仮想ディスクをライトバックモードで稼働できるようにするために
有効にします。
ライトスルー
ライトスルー キャッシュでは、ディスクサブシステムがトランザクションの全データを受信したときに、コントローラがデータ転送完了信号をホストシステムに送
信します。
メモ: ほとんどの構成と作業負荷では、ライトスルーキャッシュで構成された場合、ライトバックキャッシュでの構成と比較してパフォーマンスがい
くらか低くなります。
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Shared PERC 8 カードの機能










