Users Guide
1. コントローラが物理ディスクと通信できない。
2. ケーブルが緩んでいるか、損傷している。
3. 物理ディスクが SAS ドライブである可能性がある。
バックプレーンの物理ディスクを装着しなおし、それらのケーブルをチェックします。
選択された物理ディスクに十分な空き容量がない
仮想ディスクによって使用される物理ディスクには、十分な空き容量がある必要があります。
目的の RAID レベルに対して選択された物理ディスクの台数が正しくない
RAID レベル、および各 RAID レベルで使用可能な物理ディスク台数の詳細については、
『
RAID
テクノロジ
ー
ガイド』
()の「RAID レ
ベルの認識」を参照してください。
目的の物理ディスクが使用不可能である
物理ディスクが次の状態になっていないか確認します。
1. 専用ホットスペアになっていて、他の仮想ディスクに使用できない。
2. 一杯になっているか、使用可能な容量が不十分である。
システム内の仮想ディスクの数がすでに上限の 30 に達している
使用されていない仮想ディスクを削除します。
注意: 仮想ディスクを削除すると、その仮想ディスク上のすべてのデータが破壊されます。
仮想ディスクが劣化状態
仮想ディスクが劣化状態の場合は、次の原因をチェックします。
1. 物理ディスクが取り外された。
2. 物理ディスクに関する物理的または機械的な問題 、p. 54。
3. 仮想ディスクの冗長性が失われている。
4. 仮想ディスク内のメタデータの破損。
物理ドライブの移行時に仮想ディスクが劣化する
推定要因 : 新しいユニットでの再構築は自動的に開始されません。
対応処置: OpenManage を使用して、新しいユニットの再構築を開始します。
物理ディスクが取り外された
1. 物理ディスクが誤って取り外されていた場合、元の物理ディスクを取り付けるか、新品または中古の物理ディスクと交換しま
す。
2. 新しい物理ディスクを初期化します。交換されたすべての物理ディスクに Rescan を実行します。
3. 物理ディスクが取り外されていなかった場合は、ケーブルが正しく取り付けられていることを確認します。
物理ディスクに関する物理的または機械的な問題
1. 仮想ディスク内の物理ディスクで障害が発生していないかどうかを確認します。
54 システムのトラブルシューティング