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BIOS 設定ユーティリティ
Ctrl+R またはオプション ROM(OPROM)とも呼ばれる BIOS 設定ユーティリティは、システムの起動中に F2 を使用してアクセス
可能なシステム BIOS に統合されたストレージ管理アプリケーションであり、SATA ドライブ上の RAID ディスク グループおよび仮
想ディスクを設定および維持します。BIOS Configuration Utility (Ctrl+R)は、オペレーティング システムに依存しません。
メモ: 初期セットアップとディザスタリカバリには、Ctrl+R を使用します。OpenManage ストレージ管理アプリケーションを介
して高度な機能を使用することができます。
メモ: BIOS 構成ユーティリティを使用した NVMe PCIe SSD の設定はサポートされていません。
メモ: 起動前に、S150 UEFI 設定ユーティリティのみを使用して NVMe PCIe SSD を設定するようにしてください。NVMe PCIe
SSD の RAID モードを有効にするには、「NVMe PCIe SSD の RAID モードへの設定 、p. 40」を参照してください。
メモ: OPROM を使用した RAID 設定は、NVMe PCIe SSD を搭載したシステムではサポートされていません。
次の項では、Ctrl+R の使用方法について説明します。詳細については、Ctrl+R で F1 を押して、オンライン ヘルプ オプションを
参照してください。
次の表は、Ctrl+R で PERC S150 によってサポートされている、またはサポートされていないタスクを示します。
表 8. BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl+R)タスク
PERC S150 タスク S150 によってサポート
アラームの有効化 無
アラームの無効化 無
アラームの消音 無
アラームのテスト 無
整合性チェック率の設定 無
コントローラの再スキャン 有
仮想ディスクの作成 有
トピック:
• BIOS 設定ユーティリティの起動
• BIOS 設定ユーティリティの終了
• 物理ディスクの初期化
• 仮想ディスクの作成
• 仮想ディスクの削除
• 2 つの仮想ディスクの交換
• ホットスペアディスクの管理
• 物理ディスクの詳細の表示
• 仮想ディスクの詳細の表示
• ディスクの再スキャン
• コントローラオプション
• 起動の続行
BIOS 設定ユーティリティの起動
1. システムの電源を入れます。
2. システムの起動中に Ctrl+R を押して、BIOS 設定ユーティリティを起動します。
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