Users Guide
仮想ディスクのキャッシュポリシー
メモ: NVMe PCIe SSD での仮想ディスク キャッシュ ポリシーの設定はサポートされていません。
PERC S150 では、システム メモリの一部がキャッシュに使用されます。次のキャッシュ オプションをサポートしています。
● 読み取り先行 / ライトバック
● 読み取り先行なし / ライトバック
● 読み取り先行 / ライトスルー
● 読み取り先行なし / ライトスルー
表 6. PERC S150 の読み取り、書き込み、およびキャッシュ ポリシー
カテゴリ S150 コントローラーによってサポート
キャッシュ設定 有
読み取り先行 / ライトバック 有
読み取り先行なし / ライトバック 有
読み取り先行 / ライトスルー 有
読み取り先行なし / ライトスルー 有
メモ: 書き込みキャッシュ モード有効化の現在のデフォルトは、読み取り先行なし、ライト スルー(NRA、WT)です。ライト
バック(WB)を有効にするには、UPS を推奨します。
メモ: 物理ディスク書き込みキャッシュ ポリシーの動作に関する詳細は、「システムのトラブルシューティング 、p. 44」を参照
してください。
仮想ディスクの移行
PERC S150 は、1 台の PERC S150 から別の PERC S150 への仮想ディスクの自動移行をサポートします。
注意: オンライン容量拡張 (OCE)/再設定中に仮想ディスクの移行を実行すると、その仮想ディスクは失われます。
メモ: 仮想ディスクを移行する前に、仮想ディスク データをバックアップしてください。
メモ: 仮想ディスクを構成するすべての物理ディスクを移行するようにします。最適および劣化状態の仮想ディスクは、自動
的に移行されます。オフライン状態の仮想ディスクを移行してはなりません。
メモ: 起動可能仮想ディスクは、異なるシステムモデル間では移行できません。
メモ: 仮想ディスクを移行する場合は、仮想ディスクの数が 10 を超えていないことを確認するようにします。
仮想ディスクの移行
1. ソース コントローラが搭載されているシステムの電源を切ります。
2. ターゲット システムが物理ディスクのホットスワップをサポートしない場合は、ターゲット システムの電源を切ります。
3. 適切な物理ディスクをソースコントローラからターゲットシステム内のターゲットコントローラに移します。
物理ディスクを、ターゲットシステムの同じスロットに挿入する必要はありません。
4. ターゲットシステムの電源を切った場合は、電源を入れます。
注意: BIOS 設定ユーティリティで[Pause if degraded]オプションを有効にしている場合、BIOS 設定ユーティリティが一時
停止し、劣化仮想ディスクの処置を求めるプロンプトが表示されます。
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