Users Guide
パススルーの SSD 上の TRIM を実行するには
1. パススルーの SSD ドライブ上でボリュームを作成します。
2. Windows オペレーティング システムで、Defragmentation and Optimize Drive ツールに移動します。
3. パススルー SSD 上で作成されたボリュームを選択し、Optimize をクリックします。
TRIM が適用されます。
ディスクの初期化
物理ディスクの場合、コントローラが物理ディスクを使用できるようにするために、初期化によってメタデータが物理ディスクに
書き込まれます。
バックグラウンドアレイスキャン
仮想ディスクのミラー、ボリュームまたはパリティ データ上の修正可能なメディアのエラーを検証および修正します。バックグラ
ウンド アレイ スキャン(BAS)は、Windows オペレーティング システム内に仮想ディスクを作成した後に自動的に起動されます。
チェックポイント
再起動後の最後のポイントで、さまざまなタイプのチェックポイントの再開を可能にします。システムの再起動後、バックグラウ
ンド チェックポイントは、最新のチェックポイントから再開します。
チェックポイントには、次の 3 つのタイプがあります。
● 整合性チェック(CC)
● バックグラウンド初期化(BGI)
● 再構築
整合性チェック
整合性チェック(CC)は、フォールト トレラント物理ディスクのために、ミラーまたはパリティ データの検証および修正を行うバ
ックグラウンド操作です。整合性チェックは、物理ディスクで定期的に実行することが推奨されます。
デフォルトでは、CC によってミラーまたはパリティの不整合が修正されます。データが修正された後、ミラー セットのプライマリ
物理ディスク上のデータは正しいデータであると見なされ、そのミラー セットのセカンダリ物理ディスクに書き込まれます。
CC はイベント通知によってデータの不整合を報告します。CC を BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl+R を使用してアクセス)でユー
ザーが起動することはできませんが、OpenManage Server Administrator Storage Management を使用して起動することができます。
詳細については、の『OMSA ユーザーズ ガイド』を参照してください。
バックグラウンド初期化
冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化(BGI)は仮想ディスクがその冗長データを維持し、物理ディスクの故障を克服できる
パリティ データを作成します。CC と同様に、BGI は、後から冗長データで発生する可能性のある問題をコントローラが識別および
修正するうえで便利です。
注意: BGI 操作が完了する前に物理ディスクに障害が発生すると、データは失われます。
BGI は、冗長仮想ディスクの即時使用を可能にします。
メモ: BGI は BIOS Configuration Utility(Ctrl+R でアクセス可)でソフトウェアによって開始されますが、BGI を実行する前
に PERC S150 ドライバをロードする必要があります。
仮想ディスクの自動再構築
この機能にホット スペアが割り当てられていると、問題が検出されたときに冗長仮想ディスクが自動的に再構築されます。
仮想ディスク 15