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仮想ディスクの冗長性が失われている
仮想ディスク内の 1 つまたは複数の物理ディスクに障害が発生した場合、この物理ディスクに起因して、仮想ディスクは冗長(ミ
ラーまたはパリティ)データを維持しなくなります。他の物理ディスクにさらに障害が発生すると、データの損失につながります。
1. 物理ディスクを交換します。
2. ストレージ管理を使用して、物理ディスクを再構築します。で、該当するストレージ管理画面を参照してください。
仮想ディスク内のメタデータの破損
1. 破損したメタデータのある仮想ディスクを削除します。
2. 物理ディスクをホットスペアとして割り当て、冗長仮想ディスクを再構築します。
3. 非冗長仮想ディスクを作成するには、仮想ディスク上のデータ削除して再構築し、バックアップストレージソースからデータを
復元します。
専用ホットスペアを仮想ディスクに割り当てられない
専用ホットスペアを仮想ディスクに割り当てられない場合、次の原因をチェックします。
1. RAID レベルが専用ホットスペアを作成できない 。
2. 指定された物理ディスクに、専用ホットスペアになるための十分な容量がない。
3. 対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている。
4. 物理ディスクのタイプが異なる。
RAID レベルで専用ホットスペアを作成できない
ボリュームまたは RAID 0 の仮想ディスクでは、ホットスペアを作成できません。
指定された物理ディスクに、専用ホットスペアになるための十分な容量が
ない
専用のホットスペアにするために選択する物理ディスクの容量は仮想ディスク内で最も小さい物理ディスクの容量と同じかそれ
以上である必要があります。たとえば、専用ホットスペア用に選択された物理ディスクが 160 GB で、仮想ディスク内の物理ディ
スクが 80 GB、160 GB、および 500 GB の場合は、専用ホットスペアを割り当てることができます。これは、専用ホットスペア用
に選択された物理ディスクが仮想ディスク内の最小 (80 GB) の物理ディスクより大きいからです。
対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている
専用ホットスペアは、別の仮想ディスクに割り当てることはできません。
物理ディスクのタイプが異なる
専用ホットスペアとして使用されている物理ディスクは、仮想ディスクの一部である物理ディスクと同じタイプである必要があり
ます。たとえば、仮想ディスクが SATA-II 物理ディスクで構成されている場合、専用ホットスペアは SATA-II 物理ディスクである
必要があります。
グローバルホットスペアを作成できない
グローバルホットスペアを作成できない場合は、次の原因をチェックします。
1. 空の物理ディスクがない、または物理ディスクが RAID 対応ディスクに変換されていない。
2. 対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている。
3. グローバルホットスペアに割り当てられた物理ディスクで障害が発生している。
4. グローバルホットスペアに割り当てられた物理ディスクが見つからない。
システムのトラブルシューティング 45