Users Guide
<Enter> を押してオペレーティングシステムに起動シーケンスを続行させるか、<Ctrl><R> を押して BIOS Configuration Utility
(BIOS 設定ユーティリティ)(<Ctrl><R>)を起動し、Failed(障害あり)仮想ディスクの原因を調べます。
メモ: 起動仮想ディスクが Failed(障害あり)状態の場合、オペレーティングシステムは起動しません。
原因を調べるには、次を確認します。
• 非冗長仮想ディスクの 1 つまたは複数の物理ディスクに障害が発生したか判断します。[Yes] の場合、データは失われます。失
われたデータをバックアップのストレージソースから復元します。
• 非冗長仮想ディスクの 2 つ以上の物理ディスクに障害が発生したか判断します。[Yes] の場合、データは失われます。失われた
データをバックアップのストレージソースから復元します。
メモ: RAID 10 構成の場合、各ミラーセット内で 1 台の物理ディスクが故障すると、冗長仮想ディスクは Degraded(劣化) ス
テータスになりますが、データは失われません。ミラーセットのひとつで 2 台の物理ディスクが故障すると、冗長仮想ディス
クは Failed(障害あり)ステータスになり、データが失われます。
警告 - 劣化および障害発生状態の仮想ディスクの検知
この警告メッセージは、複数の仮想ディスクが Degraded(劣化) および Failed(障害あり) の状態で、Pause if Degraded(劣
化の場合は一時停止) または Pause if Failed(障害ありの場合は一時停止) が BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl+R)で ON(オ
ン) に設定されている場合に表示されます。
警告の表示後、次のメッセージが表示されます。--- Press Enter to continue, or Ctrl+R to enter setup --- 。
<Enter> を押してオペレーティングシステムに起動シーケンスを続行させるか、Ctrl+R を押して BIOS 設定ユーティリティ(Ctrl
+R)を起動し、仮想ディスクが Degraded(劣化) および Failed (障害あり) の状態になっている原因を調べます。
メモ: 起動仮想ディスクが Failed(障害あり)状態の場合、オペレーティングシステムは起動しません。
原因を調べるには、次を確認します。
• RAID 1 または RAID 5 仮想ディスクの物理ディスクのうち 1 台が故障したため、あるいは RAID 10 仮想ディスクの物理ディスク
の 1 台が故障したために、仮想ディスクが Degraded(劣化) ステータスになっている場合。Ctrl+R を押し、物理ディスクがオ
フラインまたは欠落しているか確認します。障害が発生した物理ディスクを取り外して交換します。2 台目の物理ディスクが
故障すると、 Degraded(劣化)仮想ディスクが Failed(障害あり)ステータスに変化することがあります。
• 物理ディスクのうち 1 台以上が故障したため、仮想ディスクが Failed (障害あり)ステータスになっている場合。Ctrl+R を押
し、物理ディスクがオフラインまたは欠落しているか確認します。障害が発生した物理ディスクを取り外して交換します。
BIOS 画面に表示されるその他のエラー
S130 が 10 を超える仮想ディスクを BIOS 設定ユーティリテ
ィ(<CTRL><R>)に表示しない
推定要因 : この機能はサポートされていません。
対応処置 最後に追加された物理ディスク(複数可)を除く、すべての物理ディスクを取り外します。次に必要のない
仮想ディスクを削除します。現在使用されている仮想ディスクを考慮することも忘れないでください。
システム内に 30 台以上の仮想ディスクが存在する場合、仮想
ディスクを削除できない
推定要因
:
この機能はサポートされていません。
対応処置: 最後に追加された物理ディスク(複数可)を除く、すべての物理ディスクを取り外します。次に必要のない
仮想ディスクを削除します。現在使用されている仮想ディスクを考慮することも忘れないでください。
42 システムのトラブルシューティング