Users Guide
カテゴリ S130 コントローラによってサポート
読み取り先行なし / ライトスルー はい
メモ: 書き込みキャッシュモード有効化の現在のデフォルトは、 Write Through(ライトスルー)、 No Read Ahead (読み取り
先行なし)(WT、NRA)です。 ライトバック (WB) を有効にするには、UPS を推奨します。
メモ: 物理ディスク書き込みキャッシュポリシーの動作に関する詳細は、「システムのトラブルシューティング」セクションを参
照してください。
仮想ディスクの移行
PERC S130 は、ひとつの PERC S130 から別の PERC S130 への仮想ディスクの自動移行をサポートします。
注意: オンライン容量拡張 (OCE)/再設定中に仮想ディスクの移行を実行すると、その仮想ディスクは失われます。
メモ: 仮想ディスクを移行する前に、仮想ディスクデータをバックアップしてください。
メモ: 仮想ディスクを構成するすべての物理ディスクを移行するようにします。最適および劣化状態の仮想ディスクは、自動
的に移行されます。オフライン状態の仮想ディスクを移行してはなりません。
メモ: 起動可能仮想ディスクは、異なるシステムモデル間では移行できません。
メモ: 仮想ディスクを移行する場合は、仮想ディスクの数が 10 を超えていないことを確認するようにします。
仮想ディスクの移行
1. ソースコントローラが搭載されているシステムの電源を切ります。
2. ターゲットシステムが物理ディスクのホット挿入をサポートしない場合は、ターゲットシステムの電源を切ります。
3. 適切な物理ディスクをソースコントローラからターゲットシステム内のターゲットコントローラに移します。
物理ディスクを、ターゲットシステムの同じスロットに挿入する必要はありません。
4. ターゲットシステムの電源を切った場合は、電源を入れます。
注意: BIOS 設定ユーティリティ(<CTRL><R>)で「Pause if degraded」(劣化の場合は一時停止)オプションを有効にしてい
る場合、BIOS 設定ユーティリティ(<CTRL><R>)が一時停止し、劣化仮想ディスクの処置を求めるプロンプトが表示されま
す。
注意: 移行が行われた後、すべての物理ディスクが移行されており、適切な仮想ディスク内に設置されていることを確認しま
す。
仮想ディスク容量の拡張
オンライン容量拡張 / 再設定(OCE/ 再設定)を使用して、仮想ディスクの容量をオンラインで拡張することができます。OCE/
再設定とは、既存の仮想ディスクに対してストレージ容量を追加するプロセスです。ほとんどの場合、追加のストレージ容量は、
システムをオフラインにしなくても追加できます。
メモ: しかし、新たな物理ディスクを追加する必要がある場合、そのシステムがホットスワップに対応していなければ、シス
テムの電源を切る必要があります。
OCE/ 再設定では、未使用のストレージを仮想ディスクに統合することで、仮想ディスクの総ストレージ容量を増やすことができま
す。
物理ディスクが追加される間(システムがホットスワップ機能に対応している場合)、および仮想ディスク上のデータが再分配され
ている間、データにアクセスできます。
ボリュームと RAID 1 および RAID 10 では、OCE/ 再設定は、仮想ディスクのメンバーであった、物理ディスクの利用可能な空き容量
を使用して、仮想ディスクを拡張します。RAID 0 および RAID 5 の場合、仮想ディスクに物理ディスクを追加して、追加の容量が
得られます。
仮想ディスク 15