Users Guide
物理ディスク
メモ: 仮想ディスク内の物理ディスクは、同じドライブタイプ(HDD または SSD)である必要があります。たとえば、HDD
および SSD を同じ仮想ディスク内で混在させることはできません。
メモ: 仮想ディスクでの 512 バイトのネイティブドライブと 512 バイトのエミュレートドライブの混在は許可されますが、512
バイトのドライブと 4 KB のネイティブドライブの混在は許可されません。
トピック:
• 物理ディスクの機能
物理ディスクの機能
物理ディスクローミング
物理ディスクローミングとは、物理ディスクをあるケーブル接続またはバックプレーンスロットから、同じコントローラ上の別の
ケーブル接続またはバックプレーンスロットに移動することです。コントローラは、位置が変更された物理ディスクを自動的に認識
し、ディスクグループの一部である仮想ディスク内に論理的に配置します。ディスクローミングは、システムの電源がオフの場合
にのみ実行できます。
注意: オンライン容量拡張(OCE)の実行中にディスクローミングを行わないでください。仮想ディスクの損失の原因となり
ます。
物理ディスクのホットスワップ
メモ: バックプレーンがホットスワップをサポートするかどうかを確認するには、お使いのシステムの『Owner’s Manual』(オ
ーナーズマニュアル)を参照してください。
ホットスワップとは、PERC S130 カードがオンラインで通常の機能を実行中に、ディスクを手動で交換することです。物理ディス
クのホットスワップを行うには、次の要件が満たされている必要があります。
• システムバックプレーンまたはエンクロージャが PERC S130 のホットスワップをサポートする必要があります。
• 交換ディスクは同じプロトコルおよびディスクテクノロジのものである必要があります。例えば、SATA ハードドライブは
SATA ハードドライブ、SATA SSD は SATA SSD と交換します。
メモ: 物理ディスクをホットスワップするとき、交換される物理ディスクと同等またはそれ以上の容量が新しいディスクにあ
ることを確認してください。
物理ディスク電源管理
電源管理は、PERC S130 の省電力機能です。この機能では、拡張電源状態 (EPC)を使用して、SATA ハードドライブ (HDD) の電源
管理機能をサポートします。この EPC 機能セットは、ホストで、デバイスの電源状態を管理する方法を提供します。
物理ディスクの障害検出
物理ディスクの障害が検出されると、コントローラがホットスペアとして割り当てられる新しい物理ディスクを自動的に再構築し
ます。
ミラーの再構築
RAID ミラー設定は、新しい物理ディスクが挿入され、その物理ディスクをホットスペアに指定した後に再構築できます。
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