Users Guide
機能 7
機能
本項では、Dell PowerEdge PERC S110 RAID コントローラの機能 に
ついて説明します。
メモ:バックグラウンドアレイスキャン (BAS) 、仮想ディスクのバックグラ
ウンド初期化 (BGI) 、整合性チェック (CC) 、およびオンライン容量拡張 / 再
設定 (OCE/Reconfigure) は、オペレーティングシステム上でのみ動作します。
仮想ディスクの自動再構築
この機能にホットスペアが割り当てられていると、問題が検出されたと
きに冗長仮想ディスクが自動的に再構築されます。
バックグラウンドアレイスキャン (BAS)
仮想ディスクのミラー、ボリューム、パリティデータについて、修正可
能なメディアのエラーを検証、修正します。オペレーティングシステム
内で、仮想ディスクが作成された時、BAS は、自動で開始されます。
仮想ディスクのバックグラウンド初期化 (BGI)
冗長仮想ディスクのバックグラウンド初期化は、パリティデータを作成
します。このパリティデータにより、仮想ディスクは自身の冗長データ
を保持することができ、物理ディスクに障害が発生しても存続すること
が可能になります。
バックグラウンド初期化は、整合性チェックに似ており、コントローラ
が、後から冗長データで生じる可能性のある問題を識別し、修正するの
に役立ちます。
バックグラウンド初期化を行うことにより、冗長仮想ディスクがすぐに
使用できるようになります。BGI が完了する前に物理ディスクに障害が
発生すると、データは失われます。
メモ:BGI は PERC S110 BIOS Configuration ユーティリティでソフトウェ
ア起動されますが、BGI が起動する前に PERC S110 アダプタ ドライバが
ロードされている必要があります。
RAID レベルの起動サポート
この機能はボリューム、RAID 0、RAID 1、RAID 5、および RAID 10 の
起動サポートを可能にします。










