Users Guide
70 用語集
WHQL(W INDOWS HARDWARE QUALITY LABS)— Microsoft 社製以外の
ハードウェアおよびデバイスドライバに対してテストサービスを提供し、
Microsoft オペレーティングシステムとの整合性および互 換性を確保する
Microsoft Corporation の施設。
アダプタ — アダプタは 1 つのバスまたはインタフェースのプロトコルを別の
プロトコルに変換することで、コンピュータシステムが周辺機器にアクセスでき
るようにします。特別な機能を提供する場合もあります。たとえば、RAID コン
トローラは RAID 機能を提供するアダプタの一種です。アダプタは、システム基
板上に取り付けられている場合と、アドインカードになっている場合とがありま
す。アダプタの他の例として、ネットワークアダプタや SCSI アダプタがありま
す。
オフライン — 物理ディスクが仮想ディスクの一部であるものの、そのデータ
が仮想ディスクに対してアクセス不能である場合、その物理ディスクはオフライ
ンです。
書き込みキャッシュ無効 — ライトスルーキャッシュモードでは、ディスク
サブシステムがすべてのデータを受信し、ディスクへの書き込みトランザクショ
ンを完了した時に、コントローラがデータ転送完了信号をホストに送信します。
書き込みキャッシュ有効 — 書き込みキャッシュ有効モードでは、コント
ローラのキャッシュがディスク書き込みトランザクションですべてのデータを
受信した時に、コントローラがデータ
転送完了信号をホストに送信します。VD
キャッシュはデフォルトで無効になっていますが、ユーザーがユーザーインタ
フェースから有効にすることができます。書き込みキャッシュを有効化する際の
リスクは、ストレージデバイスにキャッシュデータが書き込まれる前に停電が発
生すると、キャッシュデータが失われるおそれがあることです。このリスクは、
PERC S110 システムで無停電電源装置(UPS)を使用することで低減できます。
キャッシュが有効な場合は、UPS の使用を推奨します。
仮想ディスク — 仮想ディスクとは、RAID コントローラが 1 つまたは複数の
物理ディスクから作成するストレージのことです。仮想ディスクは複数の物理
ディスクから作成できますが、オペレーティングシステムからは単一のディスク
として認識されます。使用する RAID レベルに応じて、仮想ディスクには、ディ
スクでの障害発生に備えて冗長データを保持します。