Users Guide
トラブルシューティング 51
専用ホットスペアを仮想ディスクに割り当てられない
専用ホットスペアを作成できない RAID レベルを使用している。
ボリュームまたは RAID 0 の仮想ディスクでは、ホットスペアを作成できません。
指定された物理ディスクに、専用ホットスペアになるための十分な容量がない。
専用ホットスペア用に選択される物理ディスクの容量は、仮想ディスク内で最も
小さい物理ディスクの容量と同じかそれ以上にする必要があります。
たとえば、専用ホットスペア用に選択された物理ディスクが 160 GB で、仮想
ディスク内の物理ディスクが 80 GB、160 GB、および 500 GB の場合は、専用
ホットスペアを割り当てることができます。これは、専用ホットスペア用に選択
されている物理ディスクが、 仮想ディスク内の最少(80 GB)物理ディスクより
大きいためです。
対象の物理ディスクがすでに仮想ディスクに含まれている。
専用ホットスペアは、別の仮想ディスクに割り当てることはできません。
物理ディスクの種類が同じでない。
専用ホットスペアとして使用される物理ディスクは、すでに仮想ディスクの一部
である物理ディスクと同じタイプである必要があります。たとえば、仮想ディス
クが SATA-II 物理ディスクで構成されている場合、専用ホットスペアは SATA-II
物理ディスクである必要があります。
グローバルホットスペアを作成できない
空の物理ディスクがない、または物理ディスクが RAID 対応ディスクに変換
されていない
追加の物理ディスクを取り付け、それらを RAID 対応ディスクに変換します。既
存の物理ディスクが Non-RAID(非 RAID)である場合、それらのディスクを
RAID 対応ディスクに変換する必要があります。
警告: 物理ディスクが RAID 対応ディスクに変換されると、物理ディスク
上の全データが失われます。
メモ: Non-RAID(非 RAID)ステータスの物理ディスクは、必要に応じて
RIAD 対応ディスクに変換できますが、Non-RAID(非 RAID)ではなくなり
ます(RAID 対応ディスクへの変換により、
PERC S110 設定情報が物理ディ
スクに追加されます)。