Users Guide
46 トラブルシューティング
警告:劣化および障害発生状態の仮想ディスクの検知
この警告メッセージは、複数の仮想ディスクが Degraded(劣化)およ
び Failed(障害あり)の状態で、Pause if Degraded(劣化の場合は
一時停止)または Pause if Failed(障害ありの場合は一時停止)が
PERC BIOS 設定 ユーティリティで ON(オン)に設定されている場合に
表示されます。
この警告が表示された後に次のメッセージが表示されます。
--- Press <Enter> to continue, or <Ctrl><R> to enter
setup ---
(
<Enter>
を押して続行するか、
<CTRL>
と
<R>
を押してセッ
トアップを起動します)
<Enter> を 押してオペレーティングシステムの起動を続行するか、
<Ctrl><R>
を押して
PERC BIOS
設定
ユーティリティを起動し、
Degraded
(劣化)および Failed(障害あり)の仮想ディスクの原因を調べます。
メモ:起動仮想ディスクが Failed(障害あり)状態の場合、オペレーティ
ングシステムは起動しません。
原因を調べるには、次を確認します。
• RAID 1 または RAID 5 仮想ディスクの物理ディスクのうち 1 台、あ
るいは RAID 10 仮想ディスクの物理ディスクのうち 1 台の故障が
原因で、仮想ディスクが Degraded(劣化)ステータスになってい
るかどうか。
<Ctrl><R> を押し、オフラインになっているまたは欠落している
物理ディスクがあるかどうか検証します。故障した物理ディスクを
取り外して交換します。2 台目の物理ディスクが故障すると、
Degraded(劣化)仮想ディスクは Failed(障害あり)ステータ
スに変化する可能性があります。
•
1 台、または複数の物理ディスクの故障が原因で、仮想ディスクが
Failed(障害あり)ステータスになっているかどうか。
<Ctrl><R>
を押し、オフラインになっているまたは欠落している物
理ディスクがあるかどうか検証します。故障した物理ディスクを取
り外して交換します。
BIOS に表示されるその他のエラー
S110 が 8 を超える仮想ディスクを BIOS 設定ユーティリティ (<CTRL><R>)
に表示しない
推定原因:機能がサポートされていません。