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RAID 構成と RAID 管理 31
注意: 物理ディスクがシステムから取り外されても、現在の PERC S110
アダプタ 設定情報(メタデータ)はディスク上に維持されます。物理ディ
スクを取り外したことによって仮想ディスクに障害が発生し、その仮想
ディスクを削除して再スキャンを実行すると、物理ディスクを再挿入した
ときに、 PERC S110 BIOS 設定ユーティリティによってその物理ディスク
の設定情報と既存の設定情報がマージされます。以前に削除した仮想ディ
スクが PERC S110 BIOS 設定ユーティリティに再度表示されます。
注意: 仮想ディスクを削除する前に、仮想ディスクに属するすべての物理
ディスクがシステムにあることを確認してください。
1 システムの電源を入れて、起動を開始します。
2 プロンプトが表示されたら、
<Ctrl><R> キーを押して
PERC BIOS
設定
ユーティリティにアクセスします。
3
Main Menu
(メインメニュー)フィールドで、
Delete Virtual Disk(s)
(仮想ディスクの削除)を選択します。
<Enter>
を押します。
4 次のいずれかの手順を実行してください。
• Virtual Disks(仮想ディスク)フィールドで、削除する各仮想
ディスクを選択します。 <Insert> を押して、選択ごとに確認し
ます。
または
• <A> を押して、すべての仮想ディスクを削除対象として選択し
ます。
メモ:選択した仮想ディスクのテキストの色は、緑色に変わります。
5 <Enter> を押します。
注意: 選択した仮想ディスクの削除による影響を示す、ダイアログボック
スが表示されます。仮想ディスクを永久的に削除すると、その仮想ディス
ク上のすべてのデータと仮想ディスク自体が破壊されます。この操作は取
り消せません。
6 <C> キーを押して、削除を確認します。