Users Guide
機能 13
PERC S110 アダプタ により以下が可能になります。
•
単一のコントローラ上での異なる
RAID
レベルの仮想ディスクの作成。
メモ: 同じ物理ディスクでの RAID レベルの混合は許可されません。
• アプリケーションごとに特性の異なるさまざまな仮想ディスクの
構築。
PERC S110 アダプタ では次のことはできません。
• 異なる種類の物理ディスクが混在する仮想ディスクの作成。例えば、
RAID 10 の仮想ディスクを、2 台の SATA-II HDD 物理ディスクと 1 台
の SATA SSD 物理ディスクから作成することはできません。すべての
物理ディスクは、同じドライブタイプ(HDD または SSD)である必
要があります。
• 他の物理ディスクと異なる種類の物理ディスクを専用ホットスペ
アとして選択。
仮想ディスクとは、コントローラによって 1 台または複数台の物理ディ
スクから作成されるデータストレージのことです。仮想ディスクは複数
台の物理ディスクから作成できますが、オペレーティングシステムから
は単一のディスクとして認識されます。
仮想ディスクの容量は、いずれの RAID レベルでもオンライン状態で拡
張でき、オペレーティングシステムを再起動する必要はありません。
仮想ディスクの移行
PERC S110 コントローラは、1 つの PERC S100 または PERC S110 アダ
プタから別の PERC S110 アダプタへの仮想ディスクの自動移行をサ
ポートしています。
注意: OCE / 再設定中に仮想ディスクの移行を実行すると、その仮想ディ
スクが失われます。
メモ:仮想ディスクを移行する前に、仮想ディスクデータをバックアップ
してください。
メモ:仮想ディスクを構成するすべての物理ディスクが移行されたことを
確認します。最適および劣化状態にある仮想ディスクは、自動的に移行さ
れます。オフライン状態の仮想ディスクは移行されません。
メモ:ブータブル仮想ディスクは、異なるシステムモデル間では移行でき
ません。