Users Guide

8 警告:安全にお使いいただくために
安全について:システム内部の作業を行う場合
システムカバーを取り外す前に、以下の手順を順番に行ってください。
警告:デルのマニュアルで別途明示的に記載されている場合を除き、トレーニング
を受けたサービス技術者以外は、システムからカバーを外したりコンピュータ内の
部品に触れないでください。
注意:システム基板を損傷する危険を避けるため、システムの電源切 5
ってから、コントローラを取り外してください。
1
システムを含むすべての装置の電源を切ります。
2
正しく静電気が除去された静電気防止用リストバンドを着用してからシステ
ムの内部に触ります。
3
作業中も定期的にシャーシの塗装されていない金属面に触れて、内部構成部
品を破損する可能性のある静電気を除去してください。
4
システムと各デバイスの電源プラグをコンセントから外します。けがや感電
の危険を防止するために、すべての通信関連のケーブルをシステムから外し
ます。
さらに、該当する場合には、以下の点にもご注意ください。
ケーブルを外すときは、ケーブル自体を引っ張らずに、コネクタやストレ
インリリーフループを持って抜いてください。ケーブルには、ロックタブの
あるコネクタが付いているものもあります。このタイプのケーブルを外す際
は、ロックタブを押してからケーブルを外してください。コネクタを外すと
きは、コネクタのピンを曲げないようにまっすぐに引き抜きます。また、
ケーブルを接続する際には、前もって両方のコネクタの向きが合っているこ
とを確認してください。
コントローラは慎重に扱ってください。コントローラの部品や接続部分には
触れないでください。
静電気放出への対処
静電気放出(
ESD
)によってシステム内部の電子部品が損傷する恐れがあります。
ESD
(静電気放出)は、静電気が人体や物体に蓄積され、別の物体に放出される
プロセスです。
ESD
は、お使いの
PERC S300
アダプタ、システム、および他の
電子部品を損傷する恐れがあります。
ESD
による損傷を防ぐには、システム内部
の電子部品に触れる前に、静電気を身体から除去してください。電子部品に触れ
る場合は、アース処理された金属(システムの
I/O
パネルの塗装されていない金
属面など)に前もって触れることで、
ESD
による障害を防ぐことができます。ま
た、システム内部の作業を行う間にも定期的に
I/O
コネクタに触れて、身体に蓄
積した静電気を除去します。