Users Guide
トラブルシューティング
Dell Technologies PowerEdge RAID コントローラー 11 シリーズのサポートを受けるには、Dell テクニカル サービスの担当者にお問い合
わせいただくか、https://www.dell.com/support を参照してください。
トピック:
• ハイパーバイザー構成における単一の仮想ディスクのパフォーマンスやレイテンシー
• 設定済みディスクの削除またはアクセス不可エラーメッセージ
• ダーティーキャッシュデータエラーメッセージ
• 検出エラーメッセージ
• ドライブ設定変更エラーメッセージ
• Windows オペレーティング システムのインストールエラー
• ファームウェア障害状態エラーメッセージ
• 外部構成検知エラーメッセージ
• HII における外部設定未検知エラーメッセージ
• 仮想ディスクの劣化状態
• メモリエラー
• 固定キャッシュ状態
• セキュリティキーのエラー
• 一般的な問題
• 物理ディスクの問題
• SMART エラー
• メンバー交換のエラー
• Linux オペレーティング システムエラー
• ドライブインジケータコード
• HII エラー メッセージ
ハイパーバイザー構成における単一の仮想ディスクのパフ
ォーマンスやレイテンシー
単一の RAID アレイに対して複数の I/O ワークロードを実行しているマルチイニシエーターまたはハイパーバイザーの構成では、パ
フォーマンスやレイテンシーが低下する場合があります。これは、上層レイヤーが各仮想マシンの個別の I/O ワークロードをスト
レージ サブシステムに送信することで発生します(このワークロードは、下層 RAID アレイのランダム I/O ワークロードになりま
す)。レイテンシー制限を低くし、I/O パフォーマンスを向上させる必要がある I/O ワークロード構成では、個々の RAID アレイで実
行する I/O ワークロードを減らすか、I/O ワークロードごとに個別の RAID アレイと物理ディスクを使用することが役立つ場合があ
ります。その他の考慮事項としては、ライトバック、先読み用キャッシュを回転式ディスクに対して有効にすることや、ソリッド
ステート ドライブ(SSD)を使用してランダム I/O ワークロードのパフォーマンスを向上させることなどがあります。
パフォーマンスの低下は、初期化、整合性チェック、または再構築などのバックグラウンド処理が、仮想ディスク上で実行されて
いる場合にも発生する可能性があります。追加構成のサポートについては、ハイパーバイザーのストレージ ベスト プラクティス ガ
イドまたはパフォーマンス ベスト プラクティスのガイドを参照してください。
設定済みディスクの削除またはアクセス不可エラーメッセ
ージ
エラ
ーメッセージ:
Some configured disks have been removed from your system or are no longer
accessible. Check your cables and ensure all disks are present. Press any key
or ’C’ to continue.
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トラブルシューティング 67