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仮想ディスク パラメーターの設定
手順
1. 「仮想ディスクの作成」を参照して、仮想ディスクを作成します。
仮想ディスク パラメーターの設定セクションに仮想ディスクの作成画面が表示されます。
2. Configure Virtual Disk Parameters セクションで、次の仮想ディスクパラメーター設定することができます。
表 9. 仮想ディスク パラメーターの設定
仮想ディスク パラメーター 説明
仮想ディスクの名前 仮想ディスクの名前を入力可能
メモ: 使用できる文字は、A~Z、a~z、0~9、アンダースコア(_)、ハイフン(-)のみ
です。
仮想ディスクのサイズ 仮想ディスクで使用可能な最大容量を表示します。
仮想ディスクのサイズ ユニッ
ト
仮想ディスクのストレージ スペースをメガバイト、ギガバイト、テラバイトで表示します。
ストライプ エレメントのサイ
ズ
ストライプ エレメントのサイズを選択することができます。ディスク ストライピングで
は、サイズが 64 KB、128 KB、256 KB、512 KB、1 MB のストライプにある各物理ディスクの
ストレージ スペースが領域確保されます。
デフォルトでは、ストライプ エレメントのサイズは 256 KB に設定されています。
読み取りポリシー コントローラーの読み取りポリシーを表示します。読み取りポリシーは次のように設定でき
ます。
● 先読みなし—コントローラーが現在の仮想ディスクに先読みを使用しないよう指定され
ます。
● 先読み—コントローラーが現行の仮想ディスクに対して先読みを使うよう指定されま
す。先読み機能では、データがすぐに要求されることを予測して、コントローラーが要求
されるデータに先立って連続的に読み取りを行い、追加データをキャッシュ メモリーに保
存することを可能にします。
デフォルトでは、読み取りキャッシュ ポリシーは先読みが設定されています。
書き込みポリシー コントローラーの書き込みキャッシュ ポリシーを表示します。書き込みポリシーを次のよう
に設定できます。
● ライトスルー—ディスク サブシステムがトランザクションの全データを受信したとき
に、コントローラーがホスト システムにデータ転送完了信号を送信します。
● ライトバック—コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受
信した時に、コントローラーがデータ転送完了信号をホストに送信します。
デフォルトでは、書き込みポリシーはライトバックが設定されています。
ディスク キャッシュ ディスク キャッシュ ポリシーは、デフォルト、有効化、または無効に設定することができ
ます。
デフォルトでは、ディスク キャッシュはデフォルトに設定されています。
デフォルトの初期化 仮想ディスクの初期化オプションを表示します。デフォルトの初期化は、以下のように設定
できます。
● なし — 仮想ディスクは初期化されません。
● 高速 — 仮想ディスクの最初の 8 MB が初期化されます。
● フル — すべての仮想ディスクが初期化されます。
詳細については、「仮想ディスクの初期化」を参照してください。
デフォルトでは、デフォルトの初期化は No(なし)に設定されています。
46 HII 設定ユーティリティーを使用した PERC 11 コントローラーの管理