Users Guide
3. 旧デバイス ドライバーが使用中である場合、アップデートしたドライバーを有効にするにはシステムを再起動する必要がありま
す。
4. コマンド modinfo megaraid_sas.を実行して、ロードしたドライバーのバージョンを確認します。
カーネルのアップグレード
このタスクについて
新しいカーネルにアップグレードする場合は、DKMS 対応のドライバー パッケージを再インストールする必要があります。新しい
カーネルのドライバーをアップデートまたはインストールするには、次の手順を実行します。
手順
1. ターミナルウィンドウで、dkms build -m <module_name> – v <module version> – k <kernel version>dkms
install -m <module_name> – v <module version> – k <kernel version>と入力します。
2. 新しいカーネルにドライバーが正しくインストールされているかどうかをチェックするには、 dkms status と入力します。
<driver name>, <driver version>, <new kernel version>: installed のようなメッセージが表示されます。
3. 旧デバイス ドライバーが使用中である場合、アップデートしたドライバーを有効にするにはシステムを再起動する必要がありま
す。
オペレーティング システム インストール中のドライバー
のロード
手順
1. 次の操作を実行し、ドライバー メディアをインストールします。
a. PERC linux ドライバー ISO をダウンロードするか、LC ドライバー パックをインストールします。
b. ISO をサーバーにマウントするか、ISO を CD または DVD に書き込むか、ISO ファイルを USB にコピーします。USB は ISO
と一致している必要があります。
c. LC ドライバー パックの場合は、ライフサイクル コントローラーを起動し、オペレーティング システム導入ウィザードを実行
します。
2. インストーラーを起動します。
3. インストール画面で[E]を押します。
4. 次の操作を実行します。
● オペレーティング システムが Red Hat Enterprise Linux 7 または RHEL 8 の場合は、CLI に構文 vmlinuz が表示されます。
inst.dd と入力してください。
例えば、コマンド vmlinuz intrd=initrd.img inst.stage2=hd:LABEL=RHEL-7.0\x20x86_64 quiet inst.dd
でプロンプトが表示されます。
● オペレーティング システムが SLES 15 の場合、CLI に構文 linuxefi..が表示されます。dud=1 と入力してください。
例えば、コマンド linuxefi/boot/x86_64/loader/linux splash=silent dud=1 でプロンプトが表示されます。
メモ: 起動パラメーターは、オペレーティング システムのバージョンによって異なる場合があります。正確な起動パラメー
ター構文については、オペレーティング システムのインストール マニュアルを参照してください。
5. ドライバー メディア(ISO、USB)を取り付けます。
6. F10 を押してオペレーティング システムを起動します。
ドライバー メディア(USB、CD、ISO など)を選択するよう求める画面が表示されます。
7. プロンプトが表示されたら、ドライバー メディアを選択します。
該当する場合は、PERC ドライバー...megaraid_sas...を選択します。
メモ: ドライバーが X 記号で選択されていることを確認します。
8. ドライバーを抽出またはロードする必要があります。
9. ドライバー選択メニューを続行または終了する前にドライバー メディアを取り外します。
40 PERC 11 のドライバー サポート