Users Guide
PERC H745P MX のエンクロージャ サポート
H745P MX は、PowerEdge MX740c および MX840c Compute Sled 用の RAID コントローラーです。これは、MX7000 モジュラー型シ
ステム用の MX5016s ストレージ スレッドを使用したマルチパス トポロジーのインターフェイスとして使用されます。次の図は、
MX7000 モジュラー型システムのマルチパス トポロジーについて説明しています。
図 9. MX7000 モジュラー型システムのマルチパス トポロジー
この図では、H745P MX はコンピュート スレッドに存在し、MX7000 の SAS トポロジーのインターフェイスとして機能します。
H745P MX は、MX5016s ストレージ スレッドにあるドライブを RAID ボリュームに設定するために使用されます。H745P MX は、
MX7000 のコンピュート スレッドとストレージ スレッド間の接続を管理する、MX5000s SAS I/O モジュール(IOM)のペアに接続
します。ドライブ割り当ての設定の詳細については、www.dell.com/openmanagemanuals > OpenManage Enterprise Modular を参照し
てください。
メモ: I/O モジュールを個別に設定することはできません。
H745P MX は SAS IOM に接続され、SAS IOM はストレージ スレッドの SAS エクスパンダーの内の 1 つに接続します。そして、スト
レージ スレッド内のエクスパンダーは、ストレージ スレッド内のすべての物理ドライブに接続され、H745P MX およびストレージ
スレッド内の物理ドライブ間で 1 つのパスを提供します。両方の SAS IOM への接続を使用して、H745P MX は、ストレージ スレッ
ド内の各ドライブに対して 2 つのパスを持ち、マルチパス構成を行うことができます。ストレージ スレッドの SAS IOM または
SAS エクスパンダーのいずれかが取り外されると、SAS トポロジーから物理ドライブへのパスが削除されます。
機能 19