Users Guide
セキュア仮想ディスクの作成
セキュアな仮想ディスクを作成するには、まずコントローラにセキュリティ キーが設定されている必要があります。「セキュリティ
キーの作成」を参照してください。
メモ: 1 つの仮想ディスク内での SAS と SATA ハード ドライブの混在はサポートされていません。また、1 つの仮想ディスク内
でのハード ドライブと SSD(ソリッド ステート ドライブ)の混在もサポートされていません。
セキュリティ キーを確立したら、次の手順を実行します。
1. Dell PERC 10 Configuration Utility(Dell PERC 10 設定ユーティリティ) を起動します。「Dell PERC 10 設定ユーティリティへ
のナビゲート」を参照してください。
2. メイン メニュー > 設定管理 > 仮想ディスクの作成の順にクリックします。
詳細については、「仮想ディスクの作成」を参照してください。
3. セキュア仮想ディスクオプションを選択します。
4. 仮想ディスクの作成をクリックします。
セキュア仮想ディスクが正常に作成されます。
既存の仮想ディスクのセキュア化
1. Dell PERC 10 Configuration Utility(Dell PERC 10 設定ユーティリティ) を起動します。「Dell PERC 10 設定ユーティリティへ
のナビゲート」を参照してください。
2. Main Menu(メインメニュー) > Virtual Disk Management(仮想ディスク管理) の順にクリックします。
仮想ディスクのリストが表示されます。
3. 仮想ディスクを選択します。
4. Operations(操作) ドロップダウンメニューから、Secure Virtual Disk(セキュア仮想ディスク) を選択します。
メモ: 仮想ディスクは、仮想ディスクが最適な状態の場合にのみセキュア化できます。
セキュア仮想ディスクのインポート
メモ: 外部のセキュア仮想ディスクをインポートする前に、コントローラに既存のセキュリティキーを指定しておく必要があり
ます。
1. Dell PERC 10 Configuration Utility(Dell PERC 10 設定ユーティリティ) を起動します。「Dell PERC 10 設定ユーティリティへ
のナビゲート」を参照してください。
2. Main Menu(メインメニュー) > Configuration Management(設定管理) > Manage Foreign Configurations(外部設定の管
理) > Preview Foreign Configurations(外部設定のプレビュー) の順にクリックします。
3. Import Foreign Configuration(外部設定のインポート) をクリックします。
操作の実行を確認する画面が表示されます。
4. 別のパスフレーズで仮想ディスクをインポートする場合は、Passphrase(パスフレーズ) を入力します。
5. Confirm(確認) オプションを選択します。
6. Yes(はい)をクリックします。
外部設定が正常にインポートされました。
Dell EMC OpenManage Secure Enterprise Key Manager
この機能を使用すると、PERC はローカル コントローラにキーを保存するのではなく、リモート サーバからセキュリティ キーを受け
取ることができます。これにより、ディスクまたはシステム全体が盗難に遭った場合に、PERC の保護されたディスク上のデータ
を保護します。OpenManage Secure Enterprise Key Manager の設定および Secure Sockets Layer(SSL)または Transport Layer
Security(TLS)関連の設定の詳細については、「www.dell.com/idracmanuals」を参照してください。
メモ: エンタープライズ キー マネージャ モードが有効になっていると、エンタープライズ キー管理をサポートしていないファー
ムウェアへの PERC ファームウェアのダウングレードはブロックされます。
74 セキュリティキーおよび RAID 管理