Users Guide
表 10. 起動モード オプション
オプション 説明
Stop on errors(エラー時に停止) ユーザーが課題の修正に留意する必要があるエラーが発生すると、システムは起動中に停止
します。
Pause on errors(エラー時に一時
停止)
起動中にシステムが停止してエラーが表示されますが、タイムアウト時間を過ぎると起動を
続行します。タイムアウト時間が無限である重大なイベントが発生した場合にのみ起動が
停止され、ユーザーは課題の修正に留意する必要があります。
Ignore errors(エラーを無視)(ヘ
ッドレス モード)
システムがヘッドレス モードで起動中の場合は、ほとんどのエラーを無視し、起動中にシス
テムが停止しないようにします。ヘッドレス モードは専用モニターまたは周辺機器が接続
されていないシステム向けに設計されており、ユーザーは起動中のエラーを管理する必要が
あります。ヘッドレス モードでは、PERC イベント、ライフサイクル ログ、オペレーティン
グ システム ログ、およびシステム イベント ログを調べることで、エラーを監視できます。
メモ: ヘッドレス モードでは、起動中に外部ディスクが自動的にインポートされます。
Safe mode on errors(エラー時の
セーフモード)
重大なエラーが発生すると、システムはセーフモードになります。PERC ファームウェアによ
ってコントローラーのほとんどの機能が無効となり、コントローラーからユーザーに問題の修
正に留意するように要求があります。
メモ: UEFI BIOS モードでは、起動中にタイムアウトのエラーは表示されません。これは、レガシー BIOS モードでのみ発生
するように設計されています。
メモ: 起動モード オプションはデフォルトでは「エラー時に一時停止」に設定されています。
4. 変更の適用 をクリックします。
起動モード操作が正常に完了します。
整合性チェックの中止
1. Dell PERC 10 Configuration Utility(Dell PERC 10 設定ユーティリティ) を起動します。「Dell PERC 10 設定ユーティリティへ
のナビゲート」を参照してください。
2. メイン メニュー > コントローラ管理 > コントローラの詳細プロパティをクリックします。
3. コントローラのプロパティセクションで、エラー時の整合性チェックの中止オプションを有効に設定します。
4. Apply Changes(変更の適用)をクリックします。
データ内で不一致が検出された場合は、冗長仮想ディスクでの整合性チェック操作を中止するオプションが有効になります。
起動サポートの有効化
1. Dell PERC 10 Configuration Utility(Dell PERC 10 設定ユーティリティ) を起動します。「Dell PERC 10 設定ユーティリティへ
のナビゲート」を参照してください。
2. メイン メニュー > コントローラ管理をクリックします。
3. 起動デバイスの選択ドロップダウン ボックスから、プライマリ ブータブル デバイスを選択します。
メモ: 起動デバイスの選択は、レガシー BIOS モードでのみ適用されます。
メモ: 4K 起動サポートは UEFI モードでのみ使用可能で、ブートローダーによって管理されます。
メモ: 起動デバイスの選択に 4K デバイスを表示することはできません。作成されたすべての仮想ディスクを確認するに
は、HII の仮想ディスク管理画面に移動します。詳細については、「仮想ディスク管理」を参照してください。
メモ: 起動デバイスが選択されていない場合は、次回の再起動時に最初の仮想ディスクが起動デバイスとして設定されま
す。非 RAID ディスクが起動デバイスとして自動的に選択されることはありません。
4. Apply Changes(変更の適用)をクリックします。
選択したコントローラの起動サポートが有効になります。
HII 設定ユーティリティ 63