Users Guide
ターゲットディスクで障害が発生する
問題:
ターゲットディスクで障害が発生する。
対応処置:
ターゲットディスクに障害が発生すると、メンバー交換操作が停止します。
一般ディスクに障害が発生する
問題:
一般ディスクに障害が発生する。
対応処置:
ターゲットディスクに障害が発生し、メンバー交換操作が停止しても、ソースデータ
を使用できる場合、メンバー交換操作はメンバー交換として続行されます。
Linux オペレーティングシステムエラー
仮想ディスクポリシーがライトスルーとして見なされるエラーメッセージ
エラー:
<Date:Time> <HostName> kernel: sdb: asking for cache data
failed
<Date:Time> <HostName> kernel: sdb: assuming drive cache: write
through
対応処置: このエラーメッセージは、Linux Small Computer System Interface (SCSI)の中間レイヤ
が物理ディスクキャッシュ設定を要求したときに表示されます。仮想ディスクキャッ
シュ設定はコントローラのファームウェアがコントローラごとおよび仮想ディスクご
とにを管理するので、ファームウェアはこのコマンドには応答しません。Linux SCSI 中
間レイヤは仮想ディスクのキャッシュポリシーが ライトスルー であると見なします。
SDB は仮想ディスクのデバイスノードです。この値は、各仮想ディスクごとに変わり
ます。
ライトスルー キャッシュの詳細については、トピック「ライトバックとライトスル
ー」を参照してください。
このメッセージを除いて、この動作による通常の操作への影響はありません。仮想デ
ィスクのキャッシュポリシー、および
I/O スループットはこのメッセージの影響を受
けません。PERC SAS RAID システムのキャッシュポリシー設定はそのまま維持されま
す。
ドライバが新しいカーネルに自動構築されない
問題:
カスタマ更新後、ドライバが新しいカーネルに自動構築されません。
対応処置: このエラーはダイナミックカーネルモジュールサポート (DKMS) の汎用問題であり、
すべての DKMS が有効なドライバパッケージに適用されます。この問題は、次のステ
ップを実行すると発生します:
1. DKMS が有効に設定されたドライバパッケージをインストールします。
2. up2date または同様のツールを実行して、カーネルを最新バージョンにアップグ
レードします。
3.
新しいカーネルから再起動します。
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