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3. 下矢印キーを押して グローバルホットスペアの作成をハイライト表示し、<Enter> を押します。
物理ディスクがグローバルホットスペアに変更されます。この物理ディスクがグローバルホットスペア
であることを示すステータスが状態の下に表示されます。
メモ: 障害が発生した物理ディスクを交換するには、グローバルホットスペアは、ドライブテクノロ
ジが同じで、容量が同等または上回っている必要があります。
4.
必要に応じて追加の物理ディスクを選択し、前述の手順に従ってグローバルホットスペアに変更します。
グローバルまたは専用ホットスペアの削除
グローバルまたは専用ホットスペアの削除は 物理ディスク管理(PD Mgmt画面から行えます。グローバル
または専用ホットスペアを削除する手順は次のとおりです。
1. <Ctrl><N> を押して物理ディスクの管理画面を表示します。
物理ディスクのリストが表示されます。各ディスクのステータスは状態の下に表示されます。
2.
下矢印キーを押して、ホットスペアである物理ディスクをハイライト表示します。
3. <F2> を押して、使用可能な操作のメニューを表示します。
4. 下矢印キーを押して、操作のリストから ホットスペアの削除を選択し、<Enter>を押します。
物理ディスクの状態が準備完了に変わります。物理ディスクのステータスは状態の下に表示されます。
メモ: 同じ仮想ディスク内で使用する物理ディスクは同じ容量のものにするようにしてください。
仮想ディスク内で容量の異なる物理ディスクを使用すると、その仮想ディスク内のすべての物理デ
ィスクが、一番容量の少ない物理ディスクの容量と同じであるものとして扱われます。
5. 必要であれば別のホットスペアを選択し、手順 1 4 を行って削除します。
オンラインの物理ディスクの交換
自動の メンバー交換 操作だけでなく、メンバー交換 機能を使用して、仮想ディスクの一部である物理ディ
スクを手動で交換することができます。
物理ディスクを交換するには、次の手順を実行します。
1.
仮想ディスクの管理ウィンドウで、仮想ディスク番号を選択し、物理ディスクがハイライト表示される
まで下矢印キーを押します。
2.
右矢印キーを押して、仮想ディスクのメンバーである物理ディスクのリストを展開します。
3. 下矢印キーを押して、交換する物理ディスクをハイライト表示します。<F2> を押すと、ディスクに許可
された操作のリストが拡大します。
4.
交換を選択したあと、スタートを選択します。
5.
下矢印キーを押して交換用のディスクをハイライト表示し、スペースバーを押してディスクを選択しま
す。
6. OK を選択して交換を開始します。
メモ: 交換用のディスクは外部構成のないホットスペアまたは未構成のディスクである必要があり
ます。容量は元のディスク以上で、同じタイプである必要があります。
制約および制限事項
メンバー交換操作には次の制約および制限事項が適用されます。
メンバー交換機能は、RAID 0RAID 1、および RAID 5 の場合はアレイあたり 1 台、RAID 6 の場合はア
レイあたり 2 台に制限されます。
メンバー交換機能とリビルドは、RAID 6 仮想ディスクで同時に実行できません。リビルド操作のほう
が優先度が高いため、リビルドが始まるとメンバー交換操作は中止されます。
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