Users Guide

3. <F2> を押して、使用可能なアクションを表示します。
4. ミラーの切断 を選択して、<Enter> を押します。
操作を説明し、その操作の実行を確認するダイアログが表示されます。
5. はい を選択して処理を続行します。
エクスポートされたディスク(構成のエクスポート)がスピンダウンし、ハードドライブのステータス
LED が点滅して、どのドライブを取り外す必要があるかを示します。
残りのディスク(構成のエクスポート)は、欠落したメンバーが交換されるか再構築されるまでは劣化
状態となります。
劣化した RAID1 ディスクの再構築要件を満たすグローバルまたは専用ホットスペアが割り当てられてい
る場合、再構築が自動的に開始します。割り当てられているホットスペアがない場合、再構築の開始前
に仮想ディスクの要件をすべて満たすホットスペアを割り当てる必要があります。
メモ: 切り離されたミラーのインポートは、外部設定のインポートと同じです。トピック仮想ディ
スクの管理メニューを使用した外部構成のインポートまたはクリア」を参照してください。欠落し
たメンバーが再構築されるまで、インポートされた仮想ディスクは劣化状態になります。
保持キャッシュの管理
物理ディスクが存在しないために仮想ディスクがオフラインになるか、削除された場合、コントローラはそ
の仮想ディスクのダーティキャッシュを保持します。保持されたダーティキャッシュ(固定キャッシュ)は、
仮想ディスクをインポートするか、キャッシュを破棄するまで保持されます。
メモ: 仮想ディスクの新規作成など、処理によっては保持キャッシュが存在しているままでは実行できな
いものがあります。状況を解決するためには、オペレーティングシステムで起動する前に BIOS 設定ユ
ーティリティ<Ctrl> <R>)を立ち上げる必要があります。BIOS 設定ユーティリティ<Ctrl> <R>)を使
用して保持キャッシュをインポートするか、保持キャッシュの対象である仮想ディスクをインポートし
て保持キャッシュを破棄する必要があることを通知するメッセージが表示されます。
注意: 外部構成がある場合は、保持キャッシュを破棄する前に外部構成をインポートしておくことを強く
推奨します。そうしないと、外部構成に属すデータが失われる可能性があります。
仮想ディスクをインポートするか、保持キャッシュを破棄するかを選択するには、次の手順を実行します。
1.
仮想ディスクの管理画面で、コントローラアイコンをクリックします。
2. <F2> を押して、使用可能な操作を表示します。
3.
保持キャッシュの管理を選択します。
外部構成に属すデータの損失を回避するため、保持キャッシュを破棄する前に外部構成をインポートす
るよう忠告するメッセージが表示されます。続行することを確認します。
保持キャッシュの管理画面に
影響を受ける仮想ディスクが表示されます。
4.
保持キャッシュの管理画面で、キャッシュの破棄を選択できます。キャンセルを選択した場合、処理は
取り消されて保持キャッシュ維持ダイアログボックスが表示されます。
キャッシュの破棄を選択した場合、破棄を確認するプロンプトが表示されます。キャッシュの保持を選
択した場合は、キャッシュが存在する間は特定の処理を実行できないことを通知するメッセージが表示
されます。OK をクリックして続行します。
専用ホットスペアの管理
専用ホットスペアは、そのホットスペアが属している選択されたディスクグループ内に限り、故障した物理
ディスクと自動的に置き換わります。
専用ホットスペアは、グローバルホットスペア使用前に使用されます。専用ホットスペアは、仮想ディスク
の管理画面から作成したり削除したりできます。
専用ホットスペアの作成または削除は、次の手順で行います。
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