Users Guide
メモ: 外部構成をインポートする際には、関連する仮想ディスクがすでに存在する、または関連
する仮想ディスクも構成と一緒にインポートするという 2 つの条件付きで、構成内の専用ホット
スペアが専用ホットスペアとしてインポートされます。
メモ: 仮想ディスクのデータの整合性を確認するため、再構築が完了した直後に整合性チェック
を開始します。データ整合性のチェックの詳細については、トピック「データ整合性のチェッ
ク」を参照してください。
2. 仮想ディスク内の物理ディスクがすべて取り外され(ただし、取り外しは同時には行われなかった)、
再度挿入された場合、コントローラはディスクに外部構成があると見なします。次の手順を実行します。
a) Foreign Configuration View(外部構成ビュー)を選択してさまざまな外部構成全体の仮想ディスクすべ
てを表示し、外部構成のインポートを可能にします。
b) <F2> を押して、オプションの インポートおよび クリアを表示します。
メモ: インポート操作を実行する前に、システム内にすべてのドライブが入っている必要があり
ます。
c) 異種構成をコントローラ上の既存の構成と結合する場合は インポートを選択し、再度挿入したディ
スクから異種構成を削除する場合は クリアを選択します。
インポートを選択すると、仮想ディスクがオフラインになる前に取り外されたすべてのドライブがイ
ンポートされたあと、自動的にリビルドされます。
メモ: 仮想ディスクのデータの整合性を確認するため、再構築が完了した直後に整合性チェック
を開始します。データ整合性のチェックの詳細については、トピック「データ整合性のチェッ
ク」を参照してください。
3.
非冗長仮想ディスク内の物理ディスクを取り外下場合、コントローラはドライブに外部構成があると見
なします。次の手順を実行します。
a)
外部構成表示を選択して、外部構成情報の全体を表示します。
b) <F2> を押して、オプションの インポートおよび クリアを表示します。
c) 外部構成をコントローラにインポートする場合は インポートを選択し、再度挿入したディスクから
外部構成を削除する場合は クリアを選択します。
インポート操作後は、ディスクの再構築に使用する冗長データがないため、再構築は行われません。
ミラーの切り離し
ミラーの切り離し操作は、RAID1 アレイでのみ実行できます。この操作により、ミラーを「分割」してハー
ドディスクの 1 つをスピンダウンする方法を提供します。これにより、ハードディスクを別の PERC H310、
H710、H710P、または H810 コントローラ構成にインポートできるようになります。これは次の場合に便利な
方法です。
• 異なるシステムにインポートし、起動することが可能なディスクイメージの作成。
• ソフトウェアまたは構成テストの補助。ミラーの半分を削除して設定の整合性を確実にできます。
メモ: ミラーの切り離し 操作は、起動されたオペレーティングシステム環境内で使用できません。
これは BIOS(<Ctrl> <R>)ユーティリティと UEFI RAID 設定ユーティリティでのみ使用可能です。
BIOS 設定ユーティリティにおけるミラーの切り離し
分割する RAID 1 仮想ディスクは最適状態である必要があり、他のバックグラウンドタスクは実行できませ
ん。
BIOS 設定ユーティリティ(<Ctrl><R>)から ミラーの切り離し 機能を使用するには、次の手順を実行します。
1. 起動中、BIOS 画面にメッセージが表示されたら <Ctrl> <R> を押します。システムに 2 台以上のコントロ
ーラがある場合は、コントローラを選択します。
仮想ディスクの管理 画面がデフォルトで表示されます。
2. 適切な ディスクグループ をハイライト表示します。
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